推し音楽家に1ヶ月に費やす時間は、回答者の30.3%が「5時間未満」と答えており、もっとも多い割合を占めています。これは、限られた時間で推し活動を楽しむ層が一定数いることを示しています。全体の26.7%が「5時間以上~10時間未満」と回答しており、月間10時間未満で推し活を行う層が半数以上を占めることが分かります。
また、全体の23.5%が「20時間以上」と回答しており、推し活に対して積極的に時間を費やすファン層がいることが分かります。
推し音楽家についての情報は、「X(旧Twitter)」「Facebook」「Instagram」「TikTok」などのSNSを利用して情報を得ている人がもっとも多く、回答者の91.9%に達しました。SNSは、リアルタイムな情報や手軽さが魅力となっていると考えられます。
オフィシャルサイトやニュースサイトなど、WEBサイトを利用する層も半数以上(54.8%)を占めています。信頼性の高い情報源を求める傾向が伺えます。テレビ番組や雑誌から情報を得ている人は全体の13.1%と、一定数存在していますが、SNSやWEBサイトに比べると少数派です。
この結果から、推しの情報収集においては、SNSがもっとも重要な情報源となっていることが明確です。一方で、テレビ・雑誌や口コミは少数派となり、従来型のメディアの利用は減少傾向にあると考えられます。