——『デュオ 1/2のピアニスト』という作品で、お二人自身が影響をうけたところは?
カミーユ 主人公のクレールとジャンヌは、自分の限界を越えるほどピアノが好きなんです。それは私たちに置き換えると「演じる」ということなので共鳴できたし、彼女たちが「好き」を貫く姿勢には素晴らしいパワーをもらいました。
メラニー 今回、監督をされたフレデリックとヴァランタン監督は親子監督なのですけど、映画の製作中、父親のフレデリックに癌がみつかって。でも、プレネ姉妹がピアノをあきらめなかったように、フレデリック監督もまたこの作品を撮り続けた。何があってもやり続ける心の大切さを教えてもらいました。
――では最後に、ONTOMO読者にむけてメッセージをお願いします。
カミーユ 『デュオ 1/2のピアニスト』は、私たち俳優や監督にとって、企画段階から心を動かされた作品です。音楽を愛する読者のみなさんには、映画の中で私たち俳優がピアノを弾くためにどれだけ努力をしたかを感じていただきたいですし、プレネ姉妹をご存じなかった方にはこの作品で発見してもらえると嬉しいです。
メラニー 音楽への情熱がテーマの作品で、家族愛についてもたくさん描かれています。ぜひ映画館でご覧ください!
公開: 2月28日(金)新宿ピカデリー 他 全国ロードショー
監督: フレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ
脚本: フレデリック・ポティエ、ヴァランタン・ポティエ、
製作: フィリップ・ルスレ