——東京都交響楽団での演奏と石田組での演奏の違いは。
塩田 オーケストラは組織として統制や調和が大切。でも、アンサンブルはもっと個性がぶつかり合う場なんです。ある意味戦いにも近いのかな。どちらも違う魅力があり、両方を経験することで演奏の幅が広がります。都響で培った「合わせる力」を石田組で活かし、石田組での「自由な表現」を都響に持ち帰ることで、相互に成長できていると思っています。
——どちらも続けることで、自身の音楽にどのような影響を感じますか。
塩田 石田組では、自分が思っていることが間違いか間違いじゃないかもわかります。組長から褒められることはないけれど、この間「楽器変えた?」と言われてちょっとうれしかったですね。