2025.04.09
【牛田智大 音の記憶を訪う】「自然なピアノ」を実現するための技術~基本に戻った2...
とはいえ、技術的なことにばかり思考を向けていると、だんだんとフレージングの本来あるべき姿から離れ、人工的で不自然な方向に進んでしまいがちです。声楽や弦楽器を常に聴き(その過程で室内楽や歌曲伴奏は素晴らしい学びになります)、正常な感覚を保つことがなによりも大切かもしれません。
この原稿を書いているうちにワルシャワでは雲が晴れてきました! ヨーロッパの美しい夏が待ち遠しいところです。