ホールが誇るパイプオルガン“ルーシー”の魅力を様々な角度から

オルガニストの近藤岳は、横浜みなとみらいホールの誇るパイプオルガン“ルーシー”の魅力を様々な角度で、より多くの人に知ってもらおうという企画4つをあげている。「人気企画の〈オルガン・1ドルコンサート〉(5/17、8/9、9/13、11/22、2024/1/24、3/27)に加え、新シリーズ〈オルガン・1アワーコンサート〉(4/26、7/21、10/25)を新たに始める。15時スタートで1時間たっぷり楽しんでほしい」。

また、バッハからエレクトロニクスを取り込んでの先鋭的なプログラムによる〈Dive into the Future〉(6/9)、さらに鈴木雅明オルガン・リサイタルも決定している。バッハ・コレギウム・ジャパンの合唱も参加する重厚なリサイタルとなる(2024.3/1)

歴史あるシリーズと世界のアーティストを横浜で

ほかにも、第41回横浜市招待国際ピアノ演奏会(11/3)Just Composed 2024 inYokohama─現代作曲家シリーズ─(2024.3/2)クリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(5/10)ストラディヴァリウス・サミット・コンサート2023(6/1)セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(11/4)フランツ・ウェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(11/15)フォーレ四重奏団(12/10)などの外来アーティスト公演や、N響オーチャード定期 in 横浜 2022/2023シリーズ第124回(7/8)など、多彩な内容となっている。

城間 勉
城間 勉

1958年東京生まれ。子どものころからピアノを習ってはいたが、本当にクラシック音楽に目覚めたのは中学生時代にモーツァルトの魅力に触れてから。バレンボイム&イギリス室内...