ウィーンのあちこちにある教会も、クラシック音楽と切っても切り離せない関係にある。シュテファン大聖堂の裏を回って、Goldschmiedgasse突き当たりにある「ペーター教会」へ行こう。ミサでの演奏だけでなく、日々様々なコンサートがある、音楽ファンには貴重なスポット。

ウィーンで最も古い歴史を誇る教会で、祭壇や天井フレスコ画など、その壮麗さにはため息が出る。毎日15時からは、オーストリアで最も美しいパイプオルガンの一つを用いたコンサートがあり、休憩がてら豪華な音色を堪能できる。

入場は無料だが、チラシには「本日の演奏者と教会の修復のために、10ユーロ以上のご寄付をお願いします」との文言が。寄付が浸透しているオーストリアでは、こうした寄付制コンサートも一般的だ。

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