Juvichanという名前は偶然の産物!?

——「音楽家になりたい」というのはいつから思われていたんですか?

Juvichan 子どもの頃からなりたかったですね。作曲家になりたかったんです。小学校に上がる前からクラシックのレコードばっかり聴いていて、シューベルトの《未完成》が大好きでした。

でもピアノも続かなくて音楽的な基礎がなかったので、アカデミックな、いわゆる音大の作曲科みたいなところは無理だと思ってたんです。バンドをやってたいときも、ギターもそんなに上手じゃなかったし、どちらかというと曲を書きたい気持ちが強かったんです。

——中学校の吹奏楽でトランペットを吹いていたとのことですが、大学で専攻しようとは思わなかった?

Juvichan ちらっと思ったんですけど、めっちゃうまい友達がいて、中学3年の時点で「絶対無理だ!」って諦めたんですよ。

——Juvichanの名前の由来は?

Juvichan 由来はものすごい偶然で……ある声優さんのイベントで、声優さんが女装して「ジュビレーヌよ」って言ってるのを見たんです。めっちゃ受けて大笑いしてたんですよ。それで、十年くらい前に自分のやりたかったバラエティステージを始めたときに、はまっていたからリハーサルで「ジュビレーヌよ」と勝手に言って。誰も受けてなくて、スベりまくってたんだけど、それを本番までごり押しで使って。そのまま勝手に定着させてしまったんです(笑)。

あんまり信念を持ってつけた名前じゃなくてノリだったけど、今ではすっかり定着して、みんなが「ジュビちゃん」と呼んでくれるようになりました。