次に、自宅やライブハウス等での演奏で、音色やテクニックを存分に魅せるピアノYouTuberを紹介したい。このカテゴリーでは菊池亮太、よみぃ、ござなどアレンジ力にも定評があるピアニストが存在感を放っている。
アレンジ力に定評のある菊池亮太の《新宝島》
また、アレンジが話題を呼んだ事例としては、2019年に角野隼斗が公開した「7 levels of “Twinkle Twinkle Little Star”(きらきら星変奏曲)」が当時から多くの注目を集め、再生回数は1,000万回に迫る勢いだ。今年の8月に10歳の若手ピアノYouTuber・ぷにぴあのが都庁ピアノでカバー演奏をしたことも記憶に新しい。
このようにプレイヤーの間でカバーが公開されるということ自体は稀であり、角野の影響力の大きさを窺い知ることができる。
2019年に角野隼斗が公開した「7 levels of “Twinkle Twinkle Little Star”(きらきら星変奏曲)」。レベル1から7に至るまで、変奏のレベルがどんどん上がっていく
この曲を今年の8月に10歳の若手ピアノYouTuber・ぷにぴあのがカバー演奏し、話題を呼んだ