——ファンの方との距離感はYouTubeとコンサートでは異なります。接し方の違い方はありますか。
石井 マインド的にはどちらも「ありがとう」と一人ひとりに言いたいくらいです。演奏会の場合は、しっかり準備することが応援してくれている方への最高のプレゼントであり、よい時間の提供は恩返しにもなっていると思っています。YouTubeの場合は、次に見てもらえるような動画を制作することです。そして、XやInstagramでは石井琢磨の日々の成長を見ていただく。今はその3軸でファンの方々と交流しています。
——石井さんにとっての成長とは。
石井 演奏会だと成長プロセスはなかなか伝わりづらいですよね。XやInstagramは、より身近なプライベートも発信しているので、成長プロセスが見えやすい。そこを見ていただくことで僕の成長した部分が伝わるのではないでしょうか。
実際、最初のコンサートで舞台を歩いた時に、お客様が手に汗にぎって僕といっしょに頑張っているという雰囲気がありました(笑)。僕が息子であり弟であるような。