私は敢えて「間違い」と書いたが、多くの日本人がドイツに音楽留学する時代になった今、現代のドイツで歌われている歌唱法を根付かせたいと思うからである。
以下に合唱の有名な部分を抜粋で記しておく。
Freude, schöner Götterfunken,
Fロイデ/シェーナー/ゲッターフンケン
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Tochter aus Elysium
トchター/アウs/エリューズィウm (ここのchはオの口で喉の奥に息を当て、ホの様な音)
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Wir/betreten/feuertrunken
ヴィァ/べtレーテン/フォィアーtルンケン
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Himmlische,/dein/Heiligtum!
ヒンmリッシェ/ダイン/ハイリchトゥm(ここのgはch(ヒの子音だけ)で発音する)
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Deine/Zauber/binden/wieder,
ダイネ/ツァウバー/ビンデン/ヴィーダー
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Was/die/Mode/streng/geteilt;
ヴァs/ディー/モーデ/shtレング/ゲタイルt (ここのstは「シュトゥ」の母音が無い発音)
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Alle/Menschen/werden/Brüder,
アlレ/メンシェン/ヴェrデン/bリューダー
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Wo/dein/sanfter/Flügel/weilt.
ヴォー/ダイン/ザンfター/fリューゲl/ヴァイlt
原語の下に読み方を書いたが、カタカナでは限界があるので子音だけの部分はローマ字で記した。太字の部分のアは曖昧母音で伸ばす。
はっきり言ってこれでも実際の発音には至っていないが、すべてカタカナで歌っていたところから、ローマ字の発音記号に挑戦する前の橋渡しとなれば幸いである。
サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ベルリン放送合唱団(2014年録音)