2025年日本公演では、「シュトラウス・フォーエバー」と「僕たちの地球、そして未来へ」の2つのプログラムが用意されている。
J.シュトラウス2世の生誕200年を祝うとともに、自然や生命への賛歌を歌い上げる構成だ。「ふるさと」やジブリ映画の主題歌といった日本語の楽曲も披露され、幅広い世代に響く内容となっている。
また、住友生命が協賛する「ウェルビーイング・コンサート」では、開演前に観客と合唱団が一体となる「ウェルビーイングタイム」が実施される。音楽を通じた心のつながりが期待されており、観客との距離もぐっと縮まる仕掛けだ。
来日記念として、ユニバーサルミュージックからベストアルバムもリリース予定。ウィーン少年合唱団の70年におよぶ日本との絆を振り返り、新たな未来を予感させる記念すべき日本公演となりそうだ。