読みもの
2021.11.12
編集部日記 Vol.4

涙をふくのに忙しかった今週を振り返る

和田響子
和田響子 ONTOMO編集長

埼玉県出身。DTPや自転車の専門誌の編集部を経て、音楽之友社に入社。中学校から20代まで吹奏楽団やブリティッシュ・ブラスのバンドでトランペットやコルネットを演奏。川越...

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編集部のワダです。この企画を提案した張本人ですが、いま後悔しています。

他の仕事と天秤にかけて、「日記の優先順位、低いよね、今日出せなかったら、きれいに三日坊主で終わりにできるな」と思いながら、同僚たちの顔が浮かび……示しがつかないので書いています。

本日はまだ公表できる出来事がありませんので、1週間を振り返ってみているのですが、今週はとにかく、涙をふくのに忙しかった! いろんな類の涙がありましたが、ここでは公表できる、なおかつ音楽がらみの涙のワケをざっとご紹介します。

まず月曜日、ムーティ指揮ウィーン・フィルの公演にて。メインの曲目が、メンデルスゾーンの交響曲第4番《イタリア》だったのですが、ムーティさんの左腕がふわっと弧を描いたときのヴァイオリンの反応といったら! 最後列まで同じテンションでふわっと弾かれたときの美しさ(涙)。

そして、アンコールには金管奏者がどやどやと入ってきて、贅沢にもヴェルディの《運命の力》序曲。この熱い演奏は、貴重でした。ムーティさんがお客さんに手を振るお茶目な姿にも、目頭が熱くなりました。

音源は参考までに。

そして、水曜日の夜中。2022年1月公開の映画『コーダ あいのうた』のオンライン試写を自宅で見ながら、ひとり号泣。目が腫れるのではと心配するくらい泣きました(「自分、疲れてるのかも!?」と思いましたが、編集担当者も号泣との情報を得ました)。

「CODA(コーダ)」は、初耳だったのですが、Children of Deaf Adults= “耳の聴こえない両親に育てられた子ども”の意味だそうです。コーダである主人公の少女が、耳の聴こえない両親や兄のことを思いながらも、自分自身の歌への気持ちも大事にして我が道を選んでいく話。音楽用語のコーダにも掛けられたタイトルですね。

まだ情報がほとんどありませんが、公式リンクはこちらです。

詳しくは、公開が近くなったら飯田有抄さんの原稿で改めてご紹介します。飯田さんがどんなふうに観るのか楽しみ。みなさんも号泣してしまうか、ぜひ試しにご覧いただければと思います。

そのほか、読者のみなさんにはどうでもいい情報ですが、念のため、涙をふくのが忙しいほどだったワケを羅列しておくと、原田マハ『キネマの神様 ディレクターズ・カット』(2021年3月/文藝春秋)での家族の物語に泣く=1日、小学校のスポーツ大会で息子たちの懸命に走る&悔しがる姿を見てウルウル=2日、息子たちの誕生日にこれまでを振り返って泣く=2日(予定)、親の元気そうな写メを見て鼻の奥がツン=1日、あまりにくだらない理由で夫婦ゲンカをして=?日といった感じでしょうか。普通に行事が多くて忙しかった!

あ、ちなみに、泣いたのはだいぶ前ですが、本日から公開の映画『ミュジコフィリア』でも、最後のシーンで、ひとり号泣しました。こちらもぜひ。インタビュー記事が2本、桒田萌さんの原稿で出ますので、読んでくださいね。

それでは、みなさん、良い休日をお過ごしください。

和田響子
和田響子 ONTOMO編集長

埼玉県出身。DTPや自転車の専門誌の編集部を経て、音楽之友社に入社。中学校から20代まで吹奏楽団やブリティッシュ・ブラスのバンドでトランペットやコルネットを演奏。川越...

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