ルイサダにきく 若いピアニストの指導哲学〈前編〉過去を振り返ること、感受性の確立
2018.05.03
日めくりオントモ語録/ラファウ・ブレハッチ
ショパンというと……瞬間に、ショパンの様々な曲がダーッと頭の中に流れて、そして『旅』という言葉。ショパンのおかげで世界の国々に旅ができるわけですから
―― ラファウ・ブレハッチ 「音楽の友」2017年10月号より
音に色が見える「共感覚」の持ち主だというブレハッチ。さまざまな調性から色彩を連想し感じとるが、「ショパン」という言葉から連想されるものは? と質問されてひと言。ショパンコンクールに優勝後はドビュッシーやバッハなどさまざまな作曲家を取り上げてるブレハッチですが、やはりショパンは自身の言語として、大切に演奏しているようです。
ラファウ・ブレハッチ (Rafał BLECHAZ 1985-)
ポーランドの首都ワルシャワの北西250キロにあるビドゴシチ市のさらに西方30キロに位置するナクウォ・ナデ・ノテション生まれ。6歳から地元の音楽教室でピアノを習い始める。7歳でビドゴシチ市のアルトゥール・ルービンシュタイン音楽学校で学ぶ。その後ビドゴシチ市のナワヴェジスキ音楽大学に進み、カタリーナ・ボボヴァ=ズィドロン教授に師事。主な受賞歴は、1999年青少年のためのポーランド・ショパン・コンクール第2位。2002年アルトゥール・ルービンシュタイン国際青少年ピアノ・コンクール第2位、2003年浜松国際ピアノ・コンクール1位なしの2位。2004年モロッコ国際ピアノ・コンクール優勝。2005年、第15回フレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクール優勝と副賞を全て受賞するという快挙を成し遂げた。(同年2位は該当者なし)ショパン・コンクール優勝以来、ヨーロッパ主要都市やアジアでのリサイタルやコンサートに出演している。
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