読みもの
2018.07.30

日めくりオントモ語録/諸富祥彦

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一つ目は「失敗しては大変だ」という考え方をより柔軟で前向きな考え方に変えていくこと。それを1日1回、声に出していきましょう。二つ目は人前で恥をかいたり笑われたりする体験を買って出ること。この二つを繰り返していくうちにだんだん平気になってきます。

――諸富祥彦「教育音楽 中学・高校版」2018年8月号より

人の目が気になって物事をマイナスに考えてしまう人に対してのアドバイス。「若い方には評価不安が強い人が多いです。高く評価されようとする気持ちが強すぎるわけです。わかりやすく言うと、周りはそんなにあなたのことを気にしていません。みんな自分のことで精一杯です」と説明した。「ですから、あまり考えすぎない。それを早く実感することです」と結論づけた。

諸富祥彦(Yoshihiko MOROTOMI 1963~)

1963年福岡県生まれ。1986年筑波大学人間学類、1992年同大学院博士課程修了。「確かな理論 楽しい語り」で定評がある。日本トランスパーソナル学会会長、教師を支える会代表。日本教育カウンセリング学会常任理事、著書に「チャートでわかる! メンタルヘルスにいきる教師の悩み相談室」(音楽之友社)など。

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