山根一仁、いまもなお深化し続けるバッハへの熱い想いの現在地
2018.07.31
日めくりオントモ語録/曽根麻矢子
自分がチェンバロと会話するのにいちばんスムーズな音楽、その親密な時間を楽しめる音楽がクープラン。
――曽根麻矢子「音楽の友」2018年8月号より
「初めてフランスへ行ったときに、フランス語の響きに魅力を感じたのです。そこに何か共通点があるかもしれません。その国の文化に浸っていた時間が長いので、譜面に書かれている以外のことも感じ取りやすいのかもしれないですね」と続けた。フランスの作曲家であるクープランをチェンバロで弾くと「心と身体がほぐれる感じ」と曽根さん。
曽根麻矢子(Mayako SONE)
1986年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞。同コンクールの審査員であった故スコット・ロスに指導を受ける。1991年エラート・レーベル(仏)初の日本人アーティストとしてCDデビュー。1996年「第6回出光音楽賞」をチェンバロ奏者として初めて受賞。上野学園大学特任教授。
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