日めくりオントモ語録/田中彩子

読みもの
2018.09.03
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イラスト:駿高泰子

ベートーヴェンと比べられるとおこがましいですが、緑の散歩が音楽的なインスピレーションを与えてくれるということは、確かにあると思います。

――田中彩子「音楽の友」2018年8月号より

森や林など「緑」の中をゆったりと歩いてリフレッシュをするという田中さん。「クラシック音楽には、身近な自然を描いているものがあるし、自然から想起された楽想を持つものも多いですよね。空気やきれいな場所で深々と息をし、川の流れや葉擦れの音に耳を澄ませていると、雑念が取り払われて『音の原点』についてあれこれ考えることができます」と補足した。

田中彩子(Ayako TANAKA)

ソプラノ歌手・ハイコロラトゥーラ。京都府出身、ウィーン在住。10代で単身ウィーンに留学し、その類いまれなコロラトゥーラの才能を注目され、本格的に声楽を学ぶ。22歳で、スイス・ベルンの州立歌劇場において『フィガロの結婚』でソリスト・デビューを飾る。同劇場では日本人初、且つ最年少での歌劇場デビューで大きな話題を集め、6ヶ月というロングラン公演を代役なしでやり遂げる。翌年、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクールではオーストリア代表として本選出場を果たす。ウィーン・フォルクスオーパ歌劇場にてオペラ『ホフマン物語』のオリンピア役のカバーを勤め、その後オーストリア政府公認スポンサーで2012年から続いたモーツァルト作曲のオペラ『魔笛』のオーストリアの劇場を回るオペラツアーにて、同オペラの”夜の女王” 役を3年間に渡って公演。

2014/15年はウィーン2大コンサートホールの1つ、ウィーン・コンツェルトハウスの大ホールにてオルフの『カルミナ・ブラーナ』でのソリスト・デビューで大成功を収めた。 2017年、作曲家エステバン・ベンセクリ氏が彼女の声にインスピレーションを受け作曲した協奏曲「コロラトゥーラソプラノとオーケストラの為の5つのサークルソング」を、南米最高峰コンサートホールCCKにおいて、国立アルゼンチン交響楽団とのシーズン開幕コンサートにて世界初演のソリストを務める。日本では2014年11月エイベックス・クラシックスよりCD「華麗なるコロラトゥーラ」でデビュー。同年より毎年秋に全国ツアーを開催。 2016年8月小学館より自身初のフォトエッセイ「Coloratura」を発売、2017年9月には自身2枚目となるアルバム「ウィーンの調べ ~華麗なるコロラトゥーラ~」を発売。

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