日めくりオントモ語録/イゴール・レヴィット

読みもの
2018.10.10

情報化時代の今、地理的条件なんて関係ありません

―― イゴール・レヴィット「音楽の友」2017年11月号より

バッハの活動地域だった北ドイツで育ったレヴィット、バッハを研究するのに有利では? と問われて一言。
レヴィットがバッハを研究するために丹念に聴いた演奏はミスター・スズキ、日本のチェンバロ・オルガン奏者の鈴木雅明のCDだといいます。音楽のグローバリズムを象徴する名言です。

J.S.バッハ:《ゴールドベルク変奏曲》BWV988

上:イゴール・レヴィット(ピアノ) 下:鈴木雅明(チェンバロ)

イゴール・レヴィット(Igor LEVIT 1987-)

1987年、ロシアのニージニーノブゴロド生まれ。6歳でオーケストラと共演デビューという早熟ぶりを発揮。8歳のとき家族と共にドイツに移り、ハノーヴァー音楽大学を歴代最高成績で卒業。これまでにカール=ハインツ・ケマリンク、マッティ・ラエカッリオ、ベルント・ゲツケ、ハンス・ライグラフに師事。2003年よりドイツ国民学習財団、ドイツ音楽財団の助成を授与。

2005年、ルービンシュタイン国際ピアノコンクールにて最年少出場ながら4つの賞を獲得。2004年マリア・カラス国際コンクール(アテネ)にて第2位、浜松国際ピアノアカデミーコンクールにて第1位獲得。

数々の世界一流オーケストラ、指揮者と共演しており、アンドリス・ネルソンス指揮ルツェルン交響楽団、ジョン・アクセルロッド指揮北ドイツ放送交響楽団、クリスチャン・ヴァスケス指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団などがある。またラディアールシステム(ベルリン)、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭、ベートーヴェン・フェスト(ボン)、シューマン・フェスト(デュッセルドルフ)、シュトゥットガルト音楽祭に招かれリサイタルを開催。「キッシンゲンの夏」音楽祭にはリサイタル、室内楽コンサートの他、ウラディーミル・スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団との共演などで度々登場し、2009年には若い音楽家のための「ルイトポルト賞」を受賞した。2011年12月にはファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団と共演、絶賛を浴びた。

ツイートする
シェアする

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ