レポート
ウィーン国立歌劇場が9年ぶりに来日!《フィガロの結婚》主要キャストが登壇
声を変えるのではなく、解釈と人物像を変えるのです。
94年英国ロイヤルオペラの《椿姫》で鮮烈なデビューを果たし、新聞でも「コヴェントガーデンに天使が舞い降りた」と絶賛を浴びたゲオルギュー。
得意の《椿姫》ヴィオレッタ役は1幕、2幕、3幕と異なった声の表現が求められるといわれていますが? と問われて一言。
自分の持っている声はひとつだけだが、表現力や演技のニュアンスで3つの異なった声に聴こえるのだろうと語りました。
ルーマニアのアジュート生まれのソプラノ歌手。ブカレスト音楽院に学び、アルタ・フロレスクらに師事。90年クルージュ国立歌劇場で『ラ・ボエーム』のミミ役でデビュー。その後国際コンクールに出場し、各賞を受賞。91年バーゼル歌劇場の『愛の妙薬』のアディーナ役で国際的なデビューを飾り、92年にはコヴェント・ガーデンで『ドン・ジョヴァンニ』のツェルリーナ役で絶賛され、スターの座を勝ちとる。







