蟹座の2024年前半の運勢とラッキー・オペラ!
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2024年1月からスタートする風の時代は、蟹座にとってこれまでのルールや価値観を少しずつ新しい時代に適正化していく必要が出てくるかもしれません。蟹座がもっとも大切にするのは「共感」。あまりに違いすぎる価値観の持ち主の前では、シャッターを下ろしてしまうことが多い蟹座ですが、2024年はより広く、より寛大な人間関係があなたを発展させていきます。「親友だけ」「家族だけ」という小さなコミュニティに限定せず、ときとして違和感のある相手ともコミュニケーションをとり、妥協点を見つけ出していくしたたかさが必要になるのです。
感情面では、起伏の激しさをコントロールして、つねに冷静でニュートラルな状況をキープしておくトレーニングを。春ごろからやってくる新しい流れは、蟹座を「自分の人生の主役になる」という願いに駆り立てます。一度一線を退いた人も、ここでふたたびスポットライトを浴びて、ファンたちに囲まれてみて。縁の下の力持ちのままでは、フラストレーションがたまってしまいます。
5月26日に約1年ぶりに星座を移動する木星は、蟹座にとって「無意識と見えない敵」のハウスに。ここからは内省的な気分がしばらく続き、過去の心のトラウマと向き合ったり、自分のこれからの生き方について慎重にプランを立てたりする段階に入っていきます。親しい人はもちろん、多種多様な人々の意見を聞いて参考にしてみることです。
ラッキー・オペラはヤナーチェク作曲《イェヌーファ》
自分の綺麗な「リンゴのような頬」に傷をつけた青年を許し、自分の産んだ赤子を雪の中で冷たくした母を許し、すべてを受け入れるイェヌーファ。心の痛みが「許さない!」という怨念ではなく、まぶしい光のように浄化されていく奇跡を見せられる素晴らしいオペラ。今年の蟹座のハートを強くしてくれそう。
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