陸上自衛隊中部方面音楽隊の鶫真衣が歌う菅野よう子の『Journey to Harmony』が先行配信中
1984年生まれ、千葉県佐倉市出身。明治大学文学部卒業後、東進ハイスクールの校舎運営、朝日新聞夕刊の執筆・編集、ステージナタリー記者を経て現職へ。『ぴあ』、『ウートピ...
ソプラノ歌手・鶫真衣(つぐみ・まい)を抱える陸上自衛隊中部方面音楽隊による、組曲『Ray of Water』の第三楽章『Journey to Harmony』が先行配信されている。
菅野よう子が作曲を手がけ、2019年11月に「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」でアイドルグループ・嵐の5人が披露したことで知られるこのナンバー。今回は鶫のソロ歌唱を、明るく力強い音楽隊のサウンドと優しいコーラスが支える。2014年に陸上自衛隊で初めてとなる声楽要員として入隊し、“陸自の歌姫”として注目を集める彼女のピュアで伸びやかな歌声に注目したい。
陸上自衛隊中部方面音楽隊(ソプラノ:鶫 真衣 指揮:柴田昌宜) /Ray of Water 第三楽章 Journey to Harmony
なおこの楽曲は、6月3日(水)に発売される陸上自衛隊中部方面音楽隊の3rdアルバム『そして、未来へ』に収録されている。リリースに際して、鶫は「令和の新時代を歩む私たちが調和の響きを奏で、水が流れるこの自然や広大な海、鳥たちが羽ばたく大きな空を信じ、共に笑い、未来へと歩いて行こうというメッセージが込められた壮大な曲です」とコメント。アルバムにはYouTubeで公開されている『Journey to Harmony』のミュージックビデオなどを収めたDVDも付属する予定だ。
また、アルバムにはクラシック・映画音楽・唱歌・童謡といったカバーに加え、作詞を鶫が、作曲をピアニスト・村松崇継が手がけた表題曲「そして、未来へ」も。村松が作曲し、竹内まりやが歌った「いのちの歌」を、2018年のデビューアルバムで鶫がカバーした縁から生まれたコラボレーションにも期待しよう。
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