小林海都がリーズ国際ピアノ・コンクールで第2位! 演奏を無料配信中
2021年9月18日にイギリス北部ウェスト・ヨークシャーのリーズで行なわれていた「リーズ国際ピアノ・コンクール」にて、小林海都さん(25)が第2位に入賞。セミ・ファイナルの室内楽演奏での優秀者に送られるヤルタ・メニューイン賞も併せて受賞した。
1995年横浜生まれ、ヤマハ音楽財団と上野学園高校でピアノ、作曲を学ぶ。2010年、第12回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクールで受賞しました。 2011年にはエッパン国際ピアノアカデミーのジュニア部門で特別学生賞を受賞し、エッパン国際ピアノアカデミーへの参加資格を得る。
第11回東京音楽コンクール(2013)で2位、第20回サンタ・チェチーリア国際ピアノコンクールで3位を獲得、第7回仙台国際音楽コンクールの準決勝に進出。
2014年、クイーン・エリザベス・ミュージック・チャペルで2年間のアーティスト・イン・レジデンスのプログラムを開始。ベルギー国立管弦楽団、リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団、グルベンキアン管弦楽団、バーゼル交響楽団、そして日本のオーケストラとソリストとして共演。マリア・ジョアン・ピレシュが行なっている社会的プロジェクト「パルティトゥーラ」のメンバーに選ばれ、イタリア、モロッコ、日本で著名なピアニストとのデュオ・リサイタルを行なった。また、ヴァイオリニストで指揮者のオーギュスタン・デュメイと共演。
現在、スイスのバーゼル音楽大学でクラウディオ・マルティネス・メーナーに師事。
同コンクールは1963年に創設され、3年ごと、今回が20回目の開催となった。過去にはラドゥ・ルプー、マレイ・ペライア、ミシェル・ダルベルトが優勝。日本人の過去の受賞者には内田光子、小川典子らが名を連ねている。
現在、medici.tv JAPANでは、ファイナリスト5名の演奏を無料配信中。小林さんの演奏は、ファイナルでアンドリュー・マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と共演したバルトークの「ピアノ協奏曲第3番」、ヤルタ・メニューイン賞を授賞したセミ・ファイナルのドヴォルザーク「ピアノ五重奏曲第2番」のほか、ファースト・ラウンド、セカンド・ラウンドの演奏映像も公開されている。
ファイナル初日 Dmytro Choni(4位)、Alim Beisembayev(1位)、Thomas Kelly(5位)
ファイナル2日目 小林海都(2位)、Ariel Lanyi(3位)
小林海都のセミ・ファイナル、ファースト、セカンド・ラウンドの演奏
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