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2021.07.14
教育音楽アーカイブ

全国の小学校の先生が選ぶ「音楽会の人気曲ランキング」【4~6年生編】

昨年は多くの学校で中止となってしまった音楽会。今年こそはと準備を進めている先生方も多いのではないでしょうか。今回掲載するのは「教育音楽 小学版」2019年8月号にて実施した「音楽会人気曲ランキング(4~6年生編)」です(対象期間:2019年5月中旬~6月中旬)。選曲の参考にぜひご活用ください!

「教育音楽」編集部
「教育音楽」編集部  授業・行事・部活にいきる音楽教師の応援マガジン

全国の音楽の先生に役立つ誌面をつくるため、個性あふれる先生、魅力的な授業、ステキな部活……音楽教育の現場を日々取材しています。〔音楽指導ブック〕〔教育音楽ハンドブック...

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4年生

第3位『U&I』

〈選曲理由〉『U&I』(若松 歓作詞・作曲)

「韓国の学校と交流があったときに全校で歌った」「特に4年生からの人気が高い」など

第2位『この星に生まれて』『小さな勇気』『もみじ』『八木節』

〈選曲理由〉『この星に生まれて』(杉本竜一作詞・作曲)

「ユニゾンから始まり、3度で重なるフレーズも最初の音と最後の音が同じ音なので歌いやすい」「両パートに主旋律があり、気持ちよく歌える」「手話を付けて福祉の学習で取り組んだ」など

〈選曲理由〉『小さな勇気』(栂野知子作詞・作曲)

「子どもたちの心情にぴったり」「子どもたちに歌詞のメッセージがなじんでほしいとの思いから」「子どもたちに考えさせやすい内容」など

〈選曲理由〉『もみじ』(高野辰之作詞/岡野貞一作曲)

「なじみのある作品」「二部合唱の導入に最適」など

〈選曲理由〉『八木節』(群馬県民謡)

「3学期の民謡学習に絡めて取り組んでいる」「『お祭りのの音楽』での教材として」など

第1位『いつだって!』

〈選曲理由〉『いつだって!』(若松 歓作詞・作曲)

「はつらつとした元気な雰囲気」「中学年になり、友達の輪が広がる時期にぴったりの歌」など

 

5年生

第3位『いのちの歌』『風になりたい』『ぜんぶ』『宝島』『地球のかぞく』『ハロー・シャイニングブルー』『ルパン三世のテーマ』

〈選曲理由〉『いのちの歌』(Miyabi作詞/村松崇継作曲)

「聴いている大人の心にも響く」「歌詞が子どもの心に響く」「保護者からも人気」など

〈選曲理由〉『風になりたい』(宮沢和史作詞・作曲)

「元気のいい学年にぴったり」「リズムに乗って楽しく演奏できる」など

〈選曲理由〉『ぜんぶ』(さくらももこ作詞/相澤直人作曲)

「歌詞と旋律の美しさを感じて歌うことができる」など

〈選曲理由〉『宝島』(岩谷時子作詞/羽田健太郎作曲)

「元気の出る曲」「はつらつとした歌詞、曲調がいい」「オブリガートや追いかけっこなど、アルトの音が取りやすい」など

〈選曲理由〉『地球のかぞく』(石原一輝作詞/大田桜子作曲)

「歌詞の意味を考えながら、表現を工夫させるのに最適」など

〈選曲理由〉『ハロー・シャイニングブルー』(鈴木須美子作詞/西澤健治作曲)

「曲想が付けやすい」「柔らかい声を出しやすい」など

〈選曲理由〉『ルパン三世のテーマ』(大野雄二作曲)

「子どもたちからのリクエスト」「“ちょっと背伸びした”感じが子どもたちの憧れ」など

第2位『COSMOS』『大切なもの』

〈選曲理由〉『COSMOS』(ミマス作詞・作曲/富澤 裕編曲)

「やんちゃざかりの5年生の心を柔らかくしてくれる」「伸び伸びと声を出すことができる」「重なり、ズレを意識しながら合わせられる」「サビが気持ちいい」「美しい旋律から、星空を思い浮かべて歌うことができる」など

〈選曲理由〉『大切なもの』(山崎朋子作詞・作曲)

「卒業式でも歌える」「伴奏が子どもでも弾きやすい」「サビのハモリが美しい」など

第1位『小さな勇気』

〈選曲理由〉『小さな勇気』(栂野知子作詞・作曲)

「合唱に慣れてきた5年生にちょうどいい」「サビの盛り上がりがつくりやすい」「歌いやすいハーモニー」「歌詞の世界に入りやすい」「歌った後すがすがしい気持ちになれる」など

6年生

第3位『旅立ちの日に』

〈選曲理由〉『旅立ちの日に』(小嶋 登作詞/坂本浩美作曲/松井孝夫編曲)

「卒業式でも歌っている」「未来への不安や希望、思い出に触れながら心から表現できる」「作曲者の愛情にあふれている」など

第2位『絆』『小さな勇気』『地球星歌~笑顔のために~』

〈選曲理由〉『絆』(山崎朋子作詞・作曲)

「気持ちを込めて丁寧に歌いたくなる」「苦労を一緒に乗り越えてきた仲間との絆を深めてほしいとの思いから選曲」など

 

〈選曲理由〉『小さな勇気』(栂野知子作詞・作曲)

「歌詞の意味を考えさせて、思いを込めて表現させたい曲」など

〈選曲理由〉『地球星歌~笑顔のために~』(ミマス作詞・作曲/富澤 裕編曲)

「子どもたちはサビのメロディーが大好き」「歌詞にメッセージ性があり、総合学習の発表と関連付けて歌った」「かけがえのない地球や命の大切さに触れることができる」など

第1位『いのちの歌』

〈選曲理由〉『いのちの歌』(Miyabi作詞/村松崇継作曲)

「子どもたちの演奏を聴いてたくさんの保護者が泣いていた」「命の大切さ、感動をもたらしてくれる」「卒業が近付く子どもたちに歌詞を考えさせ、すてきな歌声につなげることができた」など

また、「教育音楽 小学版」2021年7月号では、今年の音楽会の在り方、実施方法についてさまざまな先生方の取り組みを紹介しております。ぜひ、併せてご覧ください!

——『教育音楽 小学版』2019年8月号特集「音楽会人気曲ランキング2019 成功のカギは選曲にあり!」より

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