東京文化会館2023年度のラインアップが発表！

東京文化会館の2023年度主催事業が発表された。

毎年、小ホールの空間を生かした実験的で話題性のある舞台芸術作品を創造し発信している「舞台芸術創造事業」では、人形劇俳優の平常（たいら じょう）が新境地を開く『曾根崎心中』と、作曲家ジョセフィーヌ・シュテファンソンに新曲を委嘱し、振付家・ダンサーの森山開次とコラボレーションする新作舞台が届けられる。

また、新人音楽家の発掘・育成・支援を目的として2003年より毎年開催し、21回目を迎える「東京音楽コンクール」は、ピアノ・弦楽・木管の3部門で開催される。

さらにお子様と一緒に楽しめる公演も盛りだくさん。恒例の「夏休み子ども音楽会」「3歳からの楽しいクラシック」に加え、小学生と中学・高校生を対象に初めての劇場体験「シアター・デビュー・プログラム」として2作品を上演。「オペラBOX」は、2017年に上演したオペラ『Help! Help！ グロボリンクスだ！～エイリアン襲来!!～』が、ワークショップに参加する子どもたちとともに再演される。

また、あらゆる人が安心して音楽を楽しめる公演「リラックス・パフォーマンス」をはじめ、世代を越えて参加できる多種多様なミュージック・ワークショップも多数予定されている。他会場での公演やワークショップ、都内の学校や高齢者施設等と連携したアウトリーチ事業、国内外の実演団体や音楽施設等と連携した教育普及事業なども、積極的に展開される予定。

今年度も多彩な公演から目が離せない1年となりそうだ。