2020.09.12
アニソン×クラシック! 歌手Wakanaと1966カルテットが送る「アニクラ」が始動
劇場版アニメ『空の境界』で「Kalafina」のメンバーとしてデビュー以降、ソロシンガーとしての活動も行ってきたWakana。「もともと昔からジブリ作品が好きで、そのほかにもいろいろなアニメに興味をもって人生を歩んできた」と語る彼女が、ビートルズやクイーンなどのロック楽曲をクラシック編成で演奏する「1966カルテット」とのコラボレーション。2020年12月22日(火)に紀尾井ホールでコンサートを開催する。
コンサートは、“アニソン”をクラシカルにアレンジし届けるコンサート。「アニメクラシック」略して「アニクラ」をキーワードに、さまざまなアニメソングを披露する。
昨年から温めていたというこの企画。コロナ禍でリハーサルもままならなかったが、コンサートの発表記者会見では5人が顔を合わせ、『天空の城ラピュタ』から「君をのせて」、『天気の子』から「愛にできることはまだあるかい」を披露。選曲はWakanaのInstagramでファンから募ったリクエストのほか、「私自身が大好きな曲を歌いたいので、そういった目線で選ぶ」と語った。
左から1966カルテットの増田みのり(ピアノ)、松浦梨沙(ヴァイオリン)、Wakana、花井悠希(ヴァイオリン)。
普段、ロックをヴァイオリン2、チェロ、ピアノという編成の、綿密なアレンジで聴かせる1966カルテット。Wakanaを「“オタク”なんだとすぐわかるくらい、こだわりが強い。そういう細かいところから化学反応を起きるのでは」と語る松浦。ここからアレンジは佳境、どんな音楽を作り上げるのだろうか。
WakanaのYouTubeチャンネルでは歌とピアノ伴奏による「君をのせて」の映像もアップされた。こちらでは、12月のコンサート開催に向け、アニメソングのカバー動画を定期的にアップしていく予定だという。
ライブ情報
「Wakana Anime Classic 2020」
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