3組のアーティストが公開プレゼン! シリーズ 「新しい視点」でモニター観客を募集
シリーズ「新しい視点」とは、演奏家から聴衆へ発信する音楽表現のあり方、神奈川県立音楽堂の空間で、聴衆がいかに新しい音楽に出会うか、この双方向の可能性を広げることを目的としたシリーズです。
その中で、〈紅葉坂プロジェクト〉は、神奈川県立音楽堂が2022年から始動する、若い世代のアイデアを発掘するための公募プロジェクトで、昨年秋に企画案の募集を行なっていました。
企画を審査する企画委員は、一柳慧 、沼野雄司、鈴木優人の3人で、審査により以下の3つの企画が採択されました。
プレゼンテーション#1 kasane (かさね)
~呼応する弦楽器と電子音響~
企画者:河村絢音(ヴァイオリン)、佐原洸(電子音響デザイン)
プレゼンテーション#2 描線の音楽会
~ユポドラムによるドローイング サウンド パフォーマンス~
企画者:ささきしおり
プレゼンテーション#3 「音+音」
~”響き“を通して知る音楽の根源 そして新たな”響き“の探求~
企画者:滝千春(ヴァイオリン)、中野翔太(ピアノ、ローズ・ピアノ)
企画者たちが、自分の企画やアイデアのエッセンスを語り、デモンストレーションする公開プレゼンテーション「ワーク・イン・プログレス」が、2月27日(日)14時から、神奈川県立音楽堂で行なわれます。
今回募集されるモニター観客は、アーティストによるプレゼンテーションと演奏を聞いたあと、質疑応答に参加、感想などをモニターシートに記入します。企画者たちは、その過程を経て、7月2日(土)の本公演にむけて自分の企画を練り直し、磨き上げていきます。
モニター観客のWebサイトからの申し込みは、2月23日(水)まで。企画者や企画委員のアーティストたちの意見交換、作品づくりのプロセスを目の当たりにできる貴重な機会をお見逃しなく!
日時: 2022年2月27日(日)14:00開場
会場: 神奈川県立音楽堂
企画委員:
委員長 一柳 慧(作曲家・ピアニスト/公益財団法人 神奈川芸術文化財団 芸術総監督)
委員 沼野雄司(音楽学者/公益財団法人 神奈川芸術文化財団 芸術参与)
委員 鈴木優人(指揮者・鍵盤楽器奏者・作曲家/バッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者/読売日本交響楽団指揮者 クリエイティブ・パートナー/調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)
モニター観客の申し込み方法:
公式ページの申込フォームより(2月23日締切 先着順・定員に達し次第終了)、または往復はがき(2月20日必着 先着順・定員に達し次第終了)にて応募。
参加料: 無料 ※要事前申し込み
詳しくはこちら
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