現代音楽の祭典「サントリーホール サマーフェスティバル」2022年8/21~8/28まで開催
サントリーホールは、2022年8月21日(日)~8月28日(日)「サントリーホール サマーフェスティバル 2022」を開催します。 1987年の初開催以来、 音楽の“現在(いま)”を紹介する、 東京の現代音楽の祭典として、 最前線で活躍する世界各国の音楽家たちがサントリーホールに集まり、 ユニークかつチャレンジ精神にあふれる音楽を発信しています。
開催に先立ち、オンラインで楽しめるプレイベントとして、2つの動画がデジタルサントリーホールにて公開されています。
YouTuberとしても大人気の伊沢拓司率いるQuizKnock(クイズノック)と、サントリーホール初のコラボレーション動画となる『 【本気】現代音楽クイズでガチ対決! 』。クイズを通じて現代音楽の見え方が「変わる」内容となっており、早押し対決が見どころです。
もうひとつは、作曲家クセナキスの生誕100周年を記念して、専門家の2名がクセナキスを徹底解剖するサマーフェス・ゼミ2022『クセナキスの解き方』。クセナキスの人生、数学との関係、そして、今回公演で取り上げる2曲について、クセナキス分析の第一人者、野々村禎彦氏の解説に加え、日本の音響エンジニアの第一人者である有馬純寿氏が論理的に明快に解説しています。
2022年は、現代音楽のスペシャリスト集団としてグローバルに活躍するクラングフォルム・ウィーン(KFW) を迎えたザ・プロデューサー・シリーズ「クラングフォルム・ウィーンがひらく」。
2022年8月22日(月) 19:00開演(18:20開場)大ホール
大アンサンブル・プログラム ― 時代の開拓者たち ―
2022年8月23日(火) 19:00開演(18:20開場)ブルーローズ(小ホール)
室内楽プログラム「ウィーンの現代音楽逍遥」(第1夜)-クラングフォルムのFamily Tree-
2022年8月25日(木) 19:00開演(18:20開場)ブルーローズ(小ホール)
室内楽プログラム「ウィーンの現代音楽逍遥」(第2夜)-ウィーンは常動する-
2022年8月26日(金) 19:00開演(18:20開場)大ホール
クセナキス100%(クセナキス生誕100周年プログラム)
世界の第一線で活躍する作曲家に管弦楽作品を委嘱し多角的に紹介する「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo. 44」には、コロナ禍による2020年夏の来日予定から2年の時を経て、 満を持してイザベル・ムンドリー(1963~)が登場。
2022年8月21日(日) 14:00開始(13:20開場)ブルーローズ(小ホール)
作曲ワークショップ(スコア公募方式による)
2022年8月24日(水) 19:00開演(18:20開場)ブルーローズ(小ホール)
室内楽ポートレート(室内楽作品集)
2022年8月28日(日) 15:00開演(14:20開場)大ホール
オーケストラ・ポートレート (委嘱新作初演演奏会)
前年に国内外で初演された日本人新進作曲家の管弦楽作品から、3曲を演奏会で再演。その中から、もっとも清新かつ将来性に富む作品1曲を公開で選考し、贈賞する「第32回芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会」など、現代音楽を楽しみ尽くす1週間です。
動画で予習を済ませたら、サントリーホールで未知の音体験をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
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