【牛田智大 音の記憶を訪う】リーズこぼれ話~コンテスタントたちとの忘れがたい日々
2024.11.17
【速報】チェリスト北村陽がパブロ・カザルス国際賞第1位を受賞
2024年11月16日深夜(日本時間) スペインのタラゴナ、アル・バンドレイで開催されたパブロ・カザルス国際賞(Pablo Casals International Award)で、チェリストの北村陽(きたむら・よう/20歳)が第1位を受賞した(アルネ・ツェラー[ドイツ]とともに1位を受賞)。
パブロ・カザルス国際賞(Pablo Casals International Award)は、パブロ・カザルス財団主催で、2018年から2年に一度、カザルスの故郷スペイン、カタルーニャ地方のアル・バンドレイで開催されている国際コンクール。当初は奨学金の賞だったが、後に国際コンクールとなり、 1984年から40年の歴史がある。
北村陽は、兵庫県出身で、2004年生まれの20歳。堤剛、山崎伸子各氏に師事。2024年にエネスク国際コンクール チェロ部門で日本人初の優勝を果たし注目を集めた。これまでに2017年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール優勝、2022年ハチャトゥリアン国際コンクール第2位入賞。2023年にはヨハネス・ブラームス国際コンクール、日本音楽コンクール チェロ部門優勝と快挙が続いている。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在籍し、2023年よりベルリン芸術大学にてイェンス=ペーター・マインツ氏に師事している。
ファイナルではバッハの「無伴奏チェロ組曲第3番」よりプレリュード、サラバンド、ジーグと チャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」を演奏した。
なお、日本での公演は、12月11日(水)Hakuju Hallでのリサイタルが予定されている。
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