7. 澤田真人

(東京交響楽団トランペット首席奏者)

吹奏楽の世界でも人気の超絶技巧

澤田真人 Masato Sawada
東京音楽大学卒業。同大学卒業生新人演奏会、第13回ヤマハ金管新人演奏会に出演。第16回日本管打楽器コンクール入賞。名古屋フィルハーモニー交響楽団首席トランペット奏者を経て、現職。トランペットを津堅直弘氏に師事 ©N.Ikegami

5月はマーラー:交響曲第6番《悲劇的》、6月もシューベルト:交響曲第8番《ザ・グレイト》等、快演が続く東京交響楽団。トランペットの首席として光彩を放っているのがこの澤田真人です。

2010年以来、東響で活躍中の彼は当然のことながら吹奏楽の世界でも人気があり、とくに国内の凄腕プレイヤーたちで結成された「侍BRASS」のメンバーとして知られています。勇ましいネーミングにふさわしく、煌めくサウンドと圧倒的なテクニックが彼らの武器。この8月にはライブも開催、澤田真人の超絶技巧に触れるチャンスです。

城間 勉
城間 勉

1958年東京生まれ。子どものころからピアノを習ってはいたが、本当にクラシック音楽に目覚めたのは中学生時代にモーツァルトの魅力に触れてから。バレンボイム&イギリス室内...