読みもの
2018.07.02

日めくりオントモ語録/リナルド・アレッサンドリーニ

イラスト:駿高泰子

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演奏者全員が同じ音楽言語を話すべきだと思っているので、その実現のためには時間がかかります。そうしてわかち合った仲間たちとは、できるだけ長く活動したいのです

―― リナルド・アレッサンドリーニ 「音楽の友」2017年7月号より

合唱・器楽奏者を含めて40名ほどのアンサンブル集団「コンチェルト・イタリアーノ」を率いる音楽監督、指揮者そしてチェンバロ奏者のアレッサンドリーニ。結成以来、ほとんどメンバーの交代がないことに関しての一言。 同じ音楽言語をわかち合うメンバーだからこそ作り上げられる、精緻なハーモニーは録音でも楽しむことができます。

リナルド・アレッサンドリーニ (Rinaldo ALESSANDRINI 1960- )

1960年、ローマ生まれの鍵盤楽器奏者、指揮者。鍵盤奏者(オルガン、チェンバロ)としては、一時期トン・コープマンに師事した以外はほとんど独学。16~18世紀のイタリア・バロック時代の作品を復興させようと長年にわたり力を尽くしてきた。1984年ローマで声楽・器楽アンサンブル、コンチェルト・イタリアーノを結成し、イタリアを代表する古楽アンサンブルに育てあげた。近年はオーケストラやオペラの指揮者として世界各地で活躍している。

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