読みもの
2018.07.12

日めくりオントモ語録/アンネ・ソフィー・フォン・オッター

イラスト:駿高泰子

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たんに美声を聴かせるためとか、メロディを美しく聴かせるためだけの歌い方はしたくありません。やはりテキストを深く読み込む方に、私の関心はあります。

―― アンネ・ソフィー・フォン・オッター 「レコード芸術」2003年1月号より

オペラにも数多くの当たり役を持ちつつも、自分の声は歌曲の繊細な表現に向いていると語るのは、スウェーデンのメゾ・ソプラノ歌手アンネ・ソフィー・フォン・オッター。クラシック歌曲に限らず、ポップスやシャンソンからロックまで! さまざまな言語の歌を演奏・録音しています。

スウェーデンの作曲家ヒューゴ・アルヴェーンの歌曲「牡丹」op.22

アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ) ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)

アンネ・ソフィー・フォン・オッター (Anne Sofie Von OTTER 1955-)

1955年、スウェーデンのストックホルムに生まれたメゾ・ソプラノ歌手。ストックホルムの王立音楽院などで学び、82年にバーゼル歌劇場で活動を始める。『フィガロの結婚』のケルビーノや『コシ・ファン・トゥッテ』のドラベラを歌い、モーツァルト、R.シュトラウス歌手として高く評価された。各国の歌曲のほか、エルヴィス・コステロとの共演などポップスの活動にも定評があり、透明な声質と卓越したテクニックを誇る。

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