室内楽に取り組むにあたって考えること。そして梅雨に始めた新しい趣味
2018.04.27
日めくりオントモ語録/飯田有抄
おそらく多くの人にとって、ブルクミュラーの楽譜は個人の思い出のつまったアルバムのような存在だろう。
――飯田有抄『ブルクミュラー25の不思議 なぜこんなにも愛されるのか』より
ブルクミュラーあるあるの1ネタとして、不思議なことに、自分が子どもの頃使っていたブルクミュラーの楽譜を後生大事に持っている人が多いようです。個人の思い出ももちろんですが、誰かの使っていた楽譜をのぞいても、同じような記号や注意を受けいてると、懐かしさに感極まったりできるもの。筆者は楽譜の書き込み展示会などもやってみたいと発言しているが、盛り上がること間違いないだろう。
飯田有抄(Arisa IIDA 1974~)
クラシック音楽ファシリテーター。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシック音楽ライターおよび音楽関係の翻訳(英語)として活動を開始。雑誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラムなどの執筆・翻訳のほか、音楽イベントでの司会やプレトーク、教育イベントやワークショップのファシリテーター、セミナー講師、アドヴァイザーとしての仕事に従事。NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」、コミュニティFM番組「Music Book Cafe」に出演。クラシック音楽専門インターネットラジオOTTAVAレギュラープレゼンター(木曜18-22時生放送)。イベントではピアノ演奏、トイピアノ演奏も行い、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動を行なっている。
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2024.07.26
動画で学ぼう!日本の歌のうたいかた#4 小3で習う《ふじ山》《茶つみ》《春の小川...
2024.07.26
ブラームスを知るための25のキーワード〜その14:ピアノの腕前
2024.07.24
現代音楽界のレジェンド、I.アルディッティにきく 作曲家との50年を振り返るプロ...
2024.07.24
田中彩子~デビューから「台風の目の中」で進んできた10年、さらなる挑戦へ
2024.07.24
芸術家が愛したパリのカフェ〜ドビュッシーとプルーストが出会ったヴェベールなど5選
2024.07.22
橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談 #3 フィギュアスケートの音楽編曲と著作権
2024.07.20
福間洸太朗を変えた 現代音楽との出会い「音楽世界の水先案内人でありたい」
2024.07.18
【Q&A】次世代カウンターテナー・上村誠一さん~合唱が原点。自分らしさを大切に