読みもの
2018.05.17

日めくりオントモ語録/ジョゼファン・ぺラダン

イラスト:駿高泰子

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ドビュッシー氏は他の誰にも似ていない。音楽をデフォルメする人物であり、印象主義者だ。おそらく彼は、定義しにくい神経質なカテゴリーに属しているのだろう。

 

―― ジョゼファン・ぺラダン ニコラス・スロニムスキー著『名曲悪口事典 ベートーヴェン以降の名曲悪評集』(音楽之友社刊)より

世界中の作曲家たちへの「悪口」批評を集めた本から、生誕100周年を迎えたクロード・ドビュッシーへの痛烈な批判をひとつ。当時、偉大な大作曲家たちに背いて前衛的な態度をとったドビュッシーを理解できない評論家はたくさんいました。印象派と呼ばれることを嫌ったドビュッシーがこの記事を読んでいたとすれば、カチンときたのではないでしょうか?(原文は1910年『ル・カ・ドビュッシー』に掲載)

「ル・カ・ドビュッシー(ドビュッシーの場合)」(1910年)。当時のさまざまなドビュッシーに関する文献の引用や、寄稿を集めたMOOKのようなもの。
ニコラ・スロニムスキー (NIcholas SLONIMSKY 1894-1995)

音楽学者、辞典編纂者、作曲家、ピアニスト、指揮者。とりわけ辞典編集では名高く、『Baker’s biographical dictionary of musicians』の編集に携わったことで知られている。

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