ルイサダにきく 若いピアニストの指導哲学〈前編〉過去を振り返ること、感受性の確立
2018.06.05
日めくりオントモ語録/ウラディーミル・アシュケナージ
同じ楽器ならば、離れていても話がすぐに通じる。これは共演活動に関しては、大きいです。
―― ウラディーミル・アシュケナージ 「音楽の友」2017年7月号より
息子であるヴォフカ・アシュケナージと親子でピアノ・デュオを組むウラディミールの言葉。普段は別々に活動し、離れていることが多くてもピアノを前にすれば色々なことを言わなくてスムーズにことが進む。「ピアノを弾くことそのものが意見交換」とも語っています。
ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージによるラベル作曲《ラ・ヴァルス》
ウラディーミル・アシュケナージ(Vladimir ASHKENAZY 1937-)
1955年ショパン・コンクールにて、世界にその名を知らしめて以来、ウラディーミル・アシュケナージは、ピアニストとして傑出したキャリアを誇るだけでなく、アーティストとして多彩な活動を積極的に展開し、世界の音楽愛好家に感動を与え続けている。2009年1月よりシドニー交響楽団の首席指揮者、音楽アドバイザーに就任。また、桂冠指揮者を務めるフィルハーモ二ア管弦楽団、NHK交響楽団、アイスランド交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団等、定期的に演奏活動を行っている。EU ユース・オーケストラの音楽監督。
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