阪 哲朗がリードする、山形交響楽団の熱く湧き上がる挑戦力と成長の源泉を探る
2018.06.10
日めくりオントモ語録/シモーネ・ヤング
国籍や人種、ジェンダーといった見かけでどんな演奏になるのか考えるのはナンセンスです
――シモーネ・ヤング「音楽の友」2018年6月号より
ブルックナーをドイツのオーケストラで外国人が全曲録音するというのは、かなりの挑戦だったのでは?という質問に対して、シモーネの回答。「曲そのものにもっと関心を寄せて考えるべきでしょう」と付け加えた。
シモーネ・ヤング(Simone YOUNG 1961~)
1961年、オーストラリアのシドニー生まれ。ピアノと作曲を学び、1985年、シドニー歌劇場の助手となり、1986年、奨学金を得てドイツに留学。1992年秋、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ウィーン・フォルクスオーパー、ベルリン州立歌劇場にデビューして成功。1993年から95年まで、ダニエル・バレンボイムのもとでベルリン州立歌劇場の第1指揮者となる。その後、ウィーン国立歌劇場など、世界中の主要な歌劇場から招かれるようになる。1998~2002年ベルゲン・フィルハーモニー首席指揮者、2001~03年オーストラリア・オペラ首席指揮者、2005~2015年ハンブルク州立歌劇場の総支配人と音楽監督を務めた。
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