亡国の歴史を歩んだポーランドの独立と第1回ショパン国際ピアノ・コンクールのころ
2018.07.19
日めくりオントモ語録/藤井一興
演奏や作曲の前段階のことが大切なのではないか
――藤井一興「音楽の友」2018年7月号より
師匠のメシアンに「あなたたちの曲が似た感じになってしまっている」と指摘されたことがあった藤井さん。例えば、セーヌ川でも春夏秋冬、景色も変われば、感じ方も変わるもの。音楽がおかしいということではなく、感受性を磨くことの大切さを学びとった藤井さんの一言。
藤井一興(Kazuoki FUJII)
東京藝術大学在学中に渡仏し、パリ国立高等音楽院を作曲科・ピアノ伴奏科共に1等賞で卒業。パリ・エコール・ノルマルを高等演奏家資格第1位で卒業。東邦音楽大学大学院教授、桐朋学園大学大学院教授、桐朋学園大学特任教授、東京藝術大学講師。
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