亡国の歴史を歩んだポーランドの独立と第1回ショパン国際ピアノ・コンクールのころ
2018.10.20
日めくりオントモ語録/菊地裕介
音楽は、作曲家や演奏家の人となりに触れることが感動の源だし、それが自分のパーソナリティと共鳴することだと考えています。
―― 菊地裕介「音楽の友」2018年11月号より
2011年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲の連続演奏会、そして2015年にはラヴェルのピアノ・ソロ曲の全曲演奏会を行なうなど、意欲的な菊地さん。演奏会に対して、前述のように話す。さらに「自分たちの人生のなかのガイドのようなところがあり、その指針のようなものに共鳴していただければと思います」と語った。
菊地裕介(Yusuke KIKUCHI)
東京生まれ。桐朋女子高校音楽科2年在学中に日本音楽コンクール第2位入賞、卒業と同時に渡仏し、ローム・ミュージックファンデーションより助成を受け、パリ国立高等音楽院高等課程を経てピアノ研究科を修了したほか、5つの一等賞を得てピアノの他に歌曲伴奏、作曲書法の高等課程を修了。東京藝術大学、桐朋学園大学、洗足学園音楽大学の非常勤講師を経て現在は東京音楽大学専任講師、名古屋音楽大学客員准教授、他秋吉台ミュージックアカデミーなど、各地にてセミナー、マスタークラスの講師、及びコンクール審査等を務める。
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