インタビュー
ダンサーでピアニスト!パリ・オペラ座のアルチュス・ラヴォーに異色のキャリアをきく
フォーキン、パヴロワ、ニジンスキー、バランシン、ヌレエフ、マカロワ……数多くのスターダンサーを輩出してきたマリインスキー・バレエ。ロシア・サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場が所有するバレエ団として、その起源はロシア帝国時代、1740年頃にまで遡ることできる。
そんな由緒と伝統あるバレエ団に、永久メイが研修生として入団したのは2017年。2018年4月には、《くるみ割り人形》のマーシャ役で主役を務める。10代での主役抜擢は、日本人初のことだった。
その後、2018年6月に正団員にセカンド・ソリストとして迎えられ、今回ファースト・ソリストへの昇格が発表された(マリインスキー・バレエはプリンシパル、ファースト・ソリスト、セカンド・ソリスト、コリフェ、コール・ド・バレエの五階級制)。


先月には、ジョージ・バランシン振付の《ジュエルズ》の、ダイアモンド役を初めて踊った永久。今回の昇格について、「本当に感謝しかありません。これからも観てくださる方を幸せにするダンサーになれるよう努力します」とコメントしている。
マリインスキー・バレエでのリハーサルの様子
2021年4月にForbes Asiaによる 「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」(アジアを代表する30歳未満の30人)アート部門の“Featured Honoree”に選出されるなど、世界が注目するダンサーから目が離せない。
2020年12月にはインターネットテレビ、ABEMA初のドキュメンタリー番組にも取り上げられている。








