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【最新】全国の音楽の先生が選ぶ!「校内合唱コンクール人気曲ランキング2023」

音楽教師の応援マガジン『教育音楽』の人気連載をONTOMOで特別公開! 合唱曲《COSMOS》の作曲者として広く知られるシンガーソングライターのミマスさんが、「歌づくりの旅」というテーマで、歌をつくる際のモチーフとなっている旅や自然、星空や宇宙について語ります。
僕の作品の中で最も広く歌っていただいている曲は《COSMOS》だと思います。元々この曲は、ボーカリストのSachiko さんと僕の2人で活動している「アクアマリン」という音楽デュオのメジャーデビュー曲として、1999年にリリースされました。その後2000年に富澤裕先生の編曲によって合唱曲となり、以来約20年にもわたって多くの皆さまに歌っていただいているのです。本当にありがたいことです。いま小学1年生の息子が、入学した際にもらってきた歌集にも載っていました。
ところで「COSMOS」とは「宇宙」という意味です。僕は小学校の理科の授業で天体のことを習ったのをきっかけに天文少年となり、星や宇宙のことに夢中になりました。地球科学や自然にも興味があったので、大学と大学院の専攻は自然地理学。卒業論文は活断層をテーマに書きました。そんなわけで、今でも星空を眺めたり、旅に出て自然の風景を眺めたりするのが大好きです。








