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2023.02.16
2023年8月19日(土)~9月6日(水)

「2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル」にジョン・ウィリアムズが登場!

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2023年8月19日(土)~9月6日(水)の19日間にわたって開催される「2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の、公演概要が発表された。

2023OMFの大型公演は2つのオーケストラ コンサート。

まず、8月25日(金)と27日(日)に予定している<Aプログラム>でサイトウ・キネン・オーケストラの指揮を務めるのは、フランス出身の気鋭ステファン・ドゥネーブ。2013年のオペラ《スペインの時》(グラミー賞最優秀録音賞を受賞した、オペラ《こどもと魔法》と同時公演)でフェスティバル初出演したドゥネーブ氏は、2020年のOMFに出演を予定していたが、同公演は新型コロナウイルスの影響で中止。満を持してのOMF再出演となる。

メインの演目は、プーランク《スターバト・マーテル》と、ラヴェル《ダフニスとクロエ》第2組曲。この公演には総勢100名規模の大合唱団も出演し、そのメンバーの一部は松本で開催するオーディションで選ばれる。

ステファン・ドゥネーブはプーランク《スターバト・マーテル》と、ラヴェル《ダフニスとクロエ》第2組曲を指揮。

続く9月2日(土)に予定している<Bプログラム>は、小澤総監督と50年以上にわたる固い友情で結ばれた世界的作曲家のジョン・ウィリアムズがSKOを指揮。全曲目のラインナップ、及び詳細は追って発表されるが、すでに『スター・ウォーズ』や『E.T.』、『ハリー・ポッター』など、映画音楽を代表する名作が演目として決定しているとのこと。

小澤総監督と50年以上にわたる固い友情で結ばれたジョン・ウィリアムズは『スター・ウォーズ』や『E.T.』、『ハリー・ポッター』などの映画音楽を指揮する予定。

小澤総監督とウィリアムズ氏の交友は、総監督がボストン交響楽団で音楽監督を務めていた時代に遡る。1970年代、すでに作曲家として名作を多く生み出していたウィリアムズ氏に指揮することを勧め、1979年にボストン・ポップス・オーケストラの指揮者としてウィリアムズ氏を招いたのが小澤総監督。その後、ウィリアムズ氏はボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を務め(1980年~93年音楽監督、現在は桂冠指揮者)、最近ではウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2020年1月)、ボストン交響楽団(2021年9月10月)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2021年10月)を指揮し、そのライブ録音がCDでリリースされていることは記憶に新しく、指揮者としても精力的に活動を続けている。

自作をウィーン・フィルと演奏した『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』

そのほか、上質な室内楽をお届けするふれあいコンサートや、多岐にわたるオープンイベントも多数予定。長野県内の小学6年生と中学1年生を招待して行なう「子どものための音楽会」「子どものためのオペラ」も開催。フェスティバルの全ラインナップは追って発表される。

チケットは6月10日(土)に発売開始。

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