誰もがワクワク・ドキドキ!音楽の本質的な楽しさを体感するサラダ音楽祭2021
2021年8月、歌う!聴く!踊る!音楽の楽しさを体感できる「サラダ音楽祭2021」が東京・池袋エリアで開催される。4年目を迎えた今年も、本格的なオーケストラ・コンサートやワークショップなど、赤ちゃんから大人まで、誰もが楽しめるプログラムが満載だ。
東京音楽大学の作曲専攻を卒業後、同大学院の音楽学研究領域を修了(研究テーマは、マイルス・デイヴィス)。これまでに作曲を池辺晋一郎氏などに師事している。現在は、和洋女子...
3つの音楽の本質を体験できるチャンス!
「サラダ音楽祭」が掲げるテーマであり、サラダ=SaLaD “Sing and Listen and Dance”の由来にもなっている「歌う!聴く!踊る!」という3つの音楽の楽しみ方は、言い換えると「演奏→鑑賞→感動」という音楽の本質を端的に表現している。音楽は演奏[=歌う!]され、鑑賞[=聴く!]され、感動を引き起こすことで心と体が自然と動く[=踊る!]のだ。
またリモートでのコミュニケーションを推奨される時代ゆえ、劇場やホールで体験を分かち合う機会はとても貴重で尊いものになってしまった……。でも逆にいえば、主体的に「歌う!聴く!踊る!」おこないを共有できるチャンスが少なくなってしまった今こそ、赤ちゃんからシニアにまで開かれた「サラダ音楽祭」の存在はより重要なものになっていると言わざるをえない。
4年目となる今年は、池袋の東京芸術劇場を会場とする[メインプログラム]と題された8月12日(木)と13日(金)の2日間を核にして、10月には[スペシャルコンサート]として「SaLaDプレミアムコンサート」が予定されている。まずは[メインプログラム]の目玉となる、大野和士指揮の東京都交響楽団のコンサートを2種類ご紹介しよう。
「オーケストラ×歌×ダンス」の特別な音楽体験
まずは8月12日(木)に2回(①11:00~12:00/②15:00~16:00)おこなわれる「OK!オーケストラ〜赤ちゃんから入場OK!」というコンサート。その名の通り、0歳からでも参加できる演奏会だ。チケットの価格はとってもお求めやすい1500円。さらに3 歳~高校生までなら500円で、2歳以下で保護者膝上の場合はなんと無料である。
司会を務めるのは、人気子ども向け番組でおなじみの小林顕作なので、番組ファンのお子さんにとってはそれだけでもコンサートを聴くモチベーションになるはず!
演奏される曲目は『ドラゴンクエスト』や《天国と地獄》といった非常に有名で、なおかつ初めて聴くかもしれない小さいお子様にとってもすぐに親しめるような楽曲ばかり。
ゲストとして、清らかな歌声に癒される東京少年少女合唱隊が出演したり、人気のダンスカンパニーであるコンドルズが楽しいダンスを披露したりと見どころはたくさん! たった1時間で、オーケストラだけでなく歌も踊りも満喫できるコンサートだ。
©LSOT
一方で、より「オーケストラ×歌×ダンス」を堪能したいという方々には、8月13日(金)15:00開演の「音楽祭メインコンサート」がおすすめだ。
前半には、新潟から世界へと最先端のダンス作品を発信しているNoism Company Niigata(ノイズム・カンパニー・ニイガタ)が出演。その名の通り、「No-ism=無主義」を標榜しているカンパニーだが、クラシック音楽を題材にした作品では、芸術監督・金森穣の師のひとりであるモーリス・ベジャールに連なるような感情を深く大きく揺り動かされる演出・振付が多い。
今回は、現代アメリカの人気作曲家ジョン・アダムズの名曲《ザ・チェアマン・ダンス》や、その昔、映画『ヴェニスに死す』で繰り返しながれたことで人気を得たマーラーの《アダージェット》が、金森の創造力によって新たな魅力を獲得するに違いない。ハープの吉野直子と東京都交響楽団による豊かな音楽世界を立体的にし、五感を刺激するステージとなるだろう。
©︎Rikimaru Hotta
©Noriki Matsuzaki
対して後半は、日本最高峰のコーラスである新国立劇場合唱団が出演。今の時代にふさわしい、祈りを捧げるようなモーツァルトとプーランクによる合唱音楽が取り上げられる。都響音楽監督・大野和士の指揮のもと、東京都交響楽団の深い響きに包まれ、ソプラノの小林厚子と合唱が高め合って繰り広げる音楽に圧倒されること間違いなしだ。
©Akira Muto
©Yoshinobu Fukaya
参加型・体験型プログラムも充実
これら2つのオーケストラのコンサートの他には、8月12日(木)と13日(金)の2日間ともに開催されるプログラムも色々。
両日ともに13:00~14:00にかけて上演されるのが、「子どものためのオペラ『ゴールド!』~少年ヤーコプとふしぎな魚のものがたり」(日本語上演/日本初演/対象年齢4歳以上)である。2012年にオランダで初演されたこのオペラは、1990年から子どものための音楽劇に特化した劇場で芸術監督を務めてきた演出家フローラ・フェルブリュッヘのリブレット(台本)にもとづく作品だ。
彼女のモットーは、観劇する子どもたちが5分以内に「あ!これは自分のことだ!」と思ってもらうこと。この物語は、裕福とはいえない生活をしている少年ヤーコプが主人公。何でも願いを叶えてくれる魔法のお魚と偶然出会ったことで、あらゆるものを手に入れることができるようになるのだが、その願いが際限なくなってしまい……という、多くの子どもが自分ごと化しやすい普遍的なテーマを取り扱っている。
ソプラノが演じるヤーコプ(ちゃんと日本語で歌われます!)の感情豊かな演技と歌を、打楽器奏者が多彩な音色で彩っていき、途中には聴衆参加型の部分も! 初めての音楽劇デビューにうってつけの作品だ。
他にも、思う存分、歌ったり踊ったりできる「SaLaDワークショップ」も多数開催(要事前申込)される。さらに10:00〜17:00にかけては、最新テクノロジーを駆使した「バーチャルオーケストラを指揮しよう!」という企画も。こちらは当日、会場で申し込みをすれば参加可能なので、コンサートやオペラとあわせてお楽しみいただきたい。
音楽を通して老若男女、誰もがワクワク・ドキドキできる「サラダ音楽祭」を要チェックだ!
日時:8月12日(木)・13日(金)
会場:東京芸術劇場/池袋エリア
OK!オーケストラ~赤ちゃんから入場OK!
日時:8月12日(木)①11:00開演/②15:00開演
会場:東京芸術劇場 コンサートホール
指揮:大野和士
司会:小林顕作
ダンス・演出・振付:近藤良平
ダンス:コンドルズ
児童合唱:東京少年少女合唱隊
管弦楽:東京都交響楽団
音楽祭メインコンサート
日時:8月13日(金)15:00開演
会場:東京芸術劇場 コンサートホール
指揮:大野和士
ハープ:吉野直子
ソプラノ:小林厚子
ダンス:井関佐和子 Noism Company Niigata(演出・振付/金森 穣)
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京都交響楽団
子どものためのオペラ『ゴールド!』(日本語上演/日本初演)
日時:8月12日(木)13:00開演/8月13日(金)13:00開演
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
ソプラノ:柳原由香
打楽器:池上英樹
SaLaDワークショップ
日時:8月12日(木)・13日(金)
会場:東京芸術劇場 館内
申込:7月1日(木)~8月8日(日)サラダ音楽祭オフィシャルWEBサイトhttps://salad-music-fes.com/から事前申込
*一部のワークショップは、定員に達したため申込受付を終了しております。
バーチャルオーケストラを指揮しよう!
日時:8月12日(木)・13日(金)10:00〜17:00
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト
SaLaDミニコンサート
日時:8月12日(木)・13日(金)
会場:池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアター、WACCA IKEBUKURO(ワッカ池袋)
*会場は変更になる場合があります。
申込:直接会場へお越しください。
日時:10月9日(土)・10日(日)
会場:東大和市民会館(9日)/武蔵野市民文化会館(10日)
*この他、多摩・島しょ地域で室内楽公演を開催予定。
*今後の新型コロナウイルス感染症の流行状況により、出演者やプログラム等が変更になる場合がございます。実施内容等に変更が生じる場合はオフィシャルWEBサイトやSNS等でお知らせします。
*オフィシャルWEBサイトではサラダ音楽祭を、おうちでも楽しんでいただける視聴無料のオンラインコンテンツを順次配信予定です。
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