ピアニスト角野隼斗の即興が聴ける!? 配信ありの「とっておき アフタヌーン」
日本フィルハーモニー交響楽団とサントリーホールが共催し、平日の午後をエレガントに過ごす提案をしている「とっておき アフタヌーン」シリーズの第15回は、2月3日(水)、YouTubeチャンネルの登録者数が60万人を超える(2021年1月現在)“かてぃん”こと、ピアニストの角野隼斗を迎え、若手で活躍が目覚ましい横山奏の指揮で開催される。
公式サイトでのインタビューで、角野はガーシュウィン《ラプソディー・イン・ブルー》を選曲したことについて、「自分の遊びがどこまでできるか、チャレンジしてみたい」と心意気を語っている。横山が角野のYouTubeでの演奏を面白がって「トイピアノは使わないんですか?」ときくと、「ピアニカは使えるかもしれないかな……」と思案する様子を見せ(!)、どうするか未定ながらも「自由な気持ちで」演奏したいと発言。
12月に発売した1st.フルアルバム「HAYATOSM」にも収録されている角野の自作曲《ティンカーランド》は、「とっておき アフタヌーン特別版」が披露される。「クラシック音楽でジャズのマインドをしたい」という角野の即興にも注目したい。
また、指揮の横山は「選曲は、最初にソリストの角野隼斗さんからガーシュウィン《ラプソディー・イン・ブルー》が挙がっていたので、それに合わせるような曲」で、なおかつ、30代以上の女性をメインターゲットにしている「とっておき アフタヌーン」のお客さんも意識して候補を出したとのこと。
「なにか懐かしい気分にさせるような、良い思い出を思い起こさせてくれるような」チェコの曲、スメタナの連作交響詩《我が祖国》より「モルダウ」や、いろいろなキャラクターが楽しめる「カラフルな組曲」、ムソルグスキー(ラヴェル 編曲)の組曲《展覧会の絵》がプログラムされている。
そして、俳優でクラシック音楽番組のMCとしてもお馴染みの高橋克典も、ナビゲーターとして登場。出演者たちがどんなトークを繰り広げるのかも、ファンならずとも期待が高まる。
サントリーホールの会場で聴くチケットは、緊急事態宣言再発出時にすでに50%の収容率を超えて販売していたことから、政府・東京都からの要請に沿って予定枚数終了となっているが、オンラインではライブ&見逃し配信やアーカイブ配信が用意され、期間内は繰り返し視聴できる。ぜひ平日昼下がりの在宅時間を、エレガントに過ごしてみては?
日時: 2021年2月3日(水)14:00開演
会場: サントリーホール 大ホール ※会場での観覧は予定枚数終了。オンライン配信のみ販売中
出演: 横山奏(指揮)、角野隼斗(ピアノ)、高橋克典(ナビゲーター)、日本フィルハーモニー交響楽団
曲目:
スメタナ:連作交響詩『我が祖国』より「モルダウ」
ガーシュウィン:『ラプソディー・イン・ブルー』
角野隼斗:『ティンカーランド』(とっておき アフタヌーン特別版)
ムソルグスキー(ラヴェル 編曲):組曲『展覧会の絵』
オンライン配信料金:
視聴券/アーカイブ視聴券 各2,200円
ガンバレ日本フィル視聴券(支援金付)各5,000円
※視聴可能期間(見逃し配信あり):2021年2月4日(木)14:00まで
※アーカイブ視聴期間:2021年2月5日(金)14:00~2月11日(木・祝)23:00
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