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2018.08.20

日めくりオントモ語録/アンドリス・ネルソンス

イラスト:駿高泰子

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指揮者に必要な力は独裁ではなく外交力だと思います

―― アンドリス・ネルソンス「レコード芸術」2014年8月号より

指揮者がオーケストラの独裁者になる時代は過ぎ、今は民主主義的な方法が必要だというラトヴィア生まれの指揮者、アンドリス・ネルソンス。
ヒエラルキーの頂点にあるべきは作曲家であり、指揮者や演奏家は作曲家の意図を組んで聴衆へ伝えるのが役割だとも語りました。

ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》
アンドリス・ネルソンス指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

アンドリス・ネルソンス(Andris NELSONS 1978-)

1978年11月18日生まれ、ラトビア・リガ出身の指揮者。音楽家の両親のもと、幼少期よりピアノ、トランペット、声楽を学び、数多くの賞を受賞。アレクサンドル・ティトフ、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラ、マリス・ヤンソンスより指揮を学ぶ。2003年よりラトビア国立歌劇場、2006年には北西ドイツ・フィルの首席指揮者に就任。2008年よりバーミンガム市響、2014年よりボストン響の音楽監督となる。また、ロイヤル・コンセルトヘボウ管をはじめ、ウィーン響、ロンドン響、ベルリン・フィルなど数多く客演。オペラでは《スペードの女王》《トゥーランドット》などを指揮し、ラトビアの大物若手指揮者として名を馳せている。

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