インタビュー
2023.12.07
出演の町田樹、辻彩奈、小井土文哉がフィギュアの魅力について語る!

「フィギュアスケートの見方が変わる音楽会」〜『題名のない音楽会』人気企画がオンエア

クラシックファンなら誰もがその名を知る、テレビ朝日の長寿番組『題名のない音楽会』。12月9日(土)、今年で第6回を迎える大好評シリーズ「フィギュアスケートと音楽」が放送されます。ゲストは、ONTOMO MOOK『フィギュアスケートと音楽』でも監修を務める町田樹さんと、ヴァイオリニストの辻彩奈さん、ピアニストの小井土文哉さん。その番組収録の模様と収録後のインタビューをお届けします!

取材・文
鈴木啓子
取材・文
鈴木啓子 編集者・ライター

大学卒業後、教育系出版社に入社。その後、転職情報誌、女性誌、航空専門誌、クラシック・バレエ専門誌などの編集者を経て、フリーに。現在は、音楽之友社にて「ONTOMO M...

写真:番組画像(テレビ朝日)、インタビュー(編集部)

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グランプリファイナル真っ只中! 『題名のない音楽会』の人気シリーズが放送

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今回のテーマ「フィギュアスケートと音楽」は、毎年フィギュアスケートのシーズンに放送し、好評を博している企画。放送日は12月9日(土)10時~で、まさに「フィギュアスケートグランプリファイナル(テレビ朝日系列)」(以下GPF)の真っ只中とあって、併せて見るとよりフィギュアスケートの魅力がわかる内容となっています。

「フィギュアスケートグランプリシリーズ」(以下GPS)とは、国際スケート連盟が開催する競技会のひとつで、アメリカ、カナダ、中国、フランス、フィンランド、日本で開催される6大会と、大会を通じてGPSポイント上位6名(または6組)だけが出場できるGPFを含む総称。今年は10月19~22日のアメリカ大会を皮切りに、第2戦カナダ大会、第3戦フランス大会、第4戦中国大会、第5戦フィンランド大会、そして第6戦日本大会と熱戦がくり広げられました(その年によって開催国順は異なる)。そして、12月6~10日に中国・北京で開催されるGPFでトップ・オブ・トップが決まります(※)。

*ひとりまたは一組、最大2試合までエントリーが可能で、ポイント獲得上位6名(または6組)がファイナルへ進出できる。ポイント獲得数が同じ場合は、ジュニア・グランプリシリーズは別の日程・会場で行なわれ、グランプリファイナルのみシニアと同じ期間に同じ会場で行なわれる。

日本からは、シニア男子シングルに宇野昌磨、鍵山優真、三浦佳生、女子シングルには坂本花織、吉田陽菜、住吉りをん、さらにジュニアの男子シングルに中田璃士、女子シングルでは島田麻央、中井亜美、上薗恋奈と、シニアとジュニア併せて10名もの選手が出場します。

同番組のMCを務めるのは、俳優や歌手として活躍する石丸幹二さんとテレビ朝日アナウンサーの武内絵美さん。ゲストに國學院大學助教で今年のグランプリシリーズの解説を務める町田樹さんと、ヴァイオリニストの辻彩奈さん、ピアニストの小井土文哉さんを迎え、「名演技」の映像とともに、フィギュアスケートと音楽の関係性や音楽が果たす役割などについて、専門的な見地からの興味深いトークがくり広げられました。

また、「名演技」の映像に合わせて、浅田真央さんのショパン《ノクターン》Op.9-2(2013年12月グランプリファイナル/ショートプログラム※以下SP)と羽生結弦さんのブラシオ《Otoñal (Autumnal 秋によせて)》(2019年グランプリシリーズ・カナダ大会/SP)を小井土さんが、荒川静香さんのプッチーニ《トゥーランドット》(2006年トリノ五輪/フリースケーティング※以下FS)は辻さんとオーケストラが演奏。町田樹さんのホールドリッジ『エデンの東』(2013年グランプリシリーズ・アメリカ大会/SP)はオーケストラによって演奏され、ご本人みずから解説も。

フィギュアスケートファンのみならず、クラシック音楽ファンも楽しめる「フィギュアスケートの見方が変わる音楽会」、開催中の「グランプリファイナル」と併せて見ると、フィギュアスケートの見方がちょっと変わっていることに気づけるかも?

さらに収録後、町田樹さんと、辻彩奈さん、小井土文哉さんに話を伺いました。ここからはそれぞれインタビュー形式でお届けします。

Interview① 辻彩奈さん×小井土文哉さん

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