光藍社がキエフ・バレエの映像公開とウクライナ国立歌劇場への義援金受付を開始
ウクライナ情勢の危機が深まるなか、アーティストや劇場関係者の多くが活動を中止し、地下鉄や防空壕への避難を余儀なくされています。そのような状況を受け、長年ウクライナ国立歌劇場と、キエフ・バレエ、キエフ・オペラ、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団などと関係が深い光藍社が、義援金の受付を開始しました。
この義援金は、ウクライナ国立歌劇場の芸術活動の再開支援を目的としています。
光藍社は、2006年以来、ウクライナ国立歌劇場のアーティストをほぼ毎年招聘し、バレエ、オペラ、オーケストラと合わせて500公演以上を全国各地で開催してきた実績を持っています。日本での公演には延べ50万人近い観客が足を運びました。
寄付先はウクライナ国立歌劇場(キエフ・バレエ、キエフ・オペラ、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団)所属アーティスト、キエフ国立バレエ学校を予定。1口1,000円から寄付することができ、クレジットカードや、コンビニ決済、PayPalなどにに対応しています。
また、光藍社は、2021-22年冬シーズンにキエフ・バレエの来日公演を予定していましたが、来日が叶わなかったため、2022年1月27日に現地ウクライナで収録された『白鳥の湖』全3幕の映像を無料公開。オデット/オディール役は、アンナ・ムロムツェワ、ジークフリート役はニキータ・スハルコフが演じている。
キャスト:
オデット/オディール:アンナ・ムロムツェワ
ジークフリート王子:ニキータ・スハルコフ
ロットバルト:ヴィタリー・ネトルネンコ
王妃:リュドミラ・メルニク
家庭教師:ミハイロ・ザグレバ
パ・ド・トロワ:カテリーナ・ディデンコ
アレクサンドラ・パンチェンコ
アンドリー・ガブリシキフ
小さな白鳥:タチアナ・ソコロワ
エフゲーニャ・コルスノワ
インナ・チョルナ、カテリーナ・チュピナ
大きな白鳥:タチアナ・マツニアク
アレクサンドラ・パンチェンコ
エリザベータ・ゴギーゼ
クセーニャ・ステセンコ
スペインの踊り:インナ・ブジロ
ナタリア・ヤクーシキナ
セルギー・クリアチン
ドミトロ・アレクサンドロフ
ナポリの踊り:オレクサンドル・スクルキン
ハンガリーの踊り:クセーニャ・イワネンコ
ヴォロディミール・クツーゾフ
花嫁候補:イリーナ・ボリソワ
エリザベータ・ゴギーゼ タチアナ・マツニアク
指揮:オレクシィ・バクラン
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
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