レポート
2025.11.18
11月6日に除幕式

小澤征爾を讃え、ボストン市に「セイジ・オザワ・スクエア」が誕生!

音楽の友 編集部
音楽の友 編集部 月刊誌

1941年12月創刊。音楽之友社の看板雑誌「音楽の友」を毎月刊行しています。“音楽の深層を知り、音楽家の本音を聞く”がモットー。今月号のコンテンツはこちらバックナンバ...

小澤征爾の名が刻まれた標識
©Winslow Townson

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アメリカ・マサチューセッツ州ボストン市と、ボストン交響楽団(BSO)は共同で小澤征爾の功績を讃え、ボストンのシンフォニーホール前のセント・スティーブン・ストリートとマサチューセッツ・アベニューの交差点を「セイジ・オザワ・スクエア(Seiji Ozawa Square)」と命名し、11月6日に新しい標識の除幕式を行なった。BSOは、小澤が29年にわたって音楽監督を務め、国際的に評価を高めたオーケストラである。

除幕式では、BSOプレジデント兼CEOのチャド・スミス氏と、サイトウ・キネン・オーケストラ代表であり、小澤征爾の長女である小澤征良氏らが登壇した。セイジ・オザワ・スクエアについてスミス氏は、

「『セイジ・オザワ・スクエア』は、セイジの築いたものが、彼が共に歩んだ卓越した演奏家たち、感動を与えた観客たち、そして私たちを世代を超えて結びつけ、今もなお分かち合われている象徴なのです。」

とコメントし、小澤に思いをはせた。

チャド・スミス氏(ボストン交響楽団プレジデント兼CEO)
©Winslow Townson
小澤征良氏(サイトウ・キネン・オーケストラ代表)
©Winslow Townson
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