2024.12.22
ハプスブルク帝国の音楽世界 第1回
「ラデツキー行進曲」の実は微妙な来歴とは?〜81歳の老元帥と激動の革命
1974年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程総合社会科学研究専攻修了。博士(社会学)。現在、京都産業大学外国語学部教授。専門は近世ハプスブルク君主国史。
著書にStände und Staatsbildung in der frühneuzeitlichen Habsburgermonarchie in Österreich unter der Enns 1683-1748 (NÖ Intitut für Landeskunde)、『ハプスブルク帝国』(講談社現代新書)、『マリア・テレジアとハプスブルク帝国』(創文社)、共編著に『ハプスブルク史研究入門』(昭和堂)がある。論文多数。
楽器は弾けず楽譜も読めないが、バロック・古典派・ロマン派を中心にクラシック音楽を聴くようになって約40年。ウィーン大学に留学していた時期(2003〜2004)には、週1回以上のペースでオペラやコンサートに足を運んだ。フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、クライバー、リヒター、リヒテル、グルダ、グールド、アルゲリッチなどを好む、伝統的な『レコード芸術』&吉田秀和系の愛好家。