2021.01.20
第18回ショパンコンクール予備予選3ヶ月延期が発表! 2021年7月開催予定
2020年10月に開催予定だった第18回ショパン国際ピアノコンクールは、新型コロナウイルスの影響によって1年延期されましたが、2021年1月18日、大会を主催するポーランド国立ショパン研究所から重大な発表がありました。
続きを読む
その内容は、2021年4月に予定されている予備予選が、3ヶ月延期されるとのこと。現時点では、本選は2021年10月に開催予定です。予備予選の新しいスケジュールは以下の通り。
日時: 2021年7月12日〜23日
会場: ナショナル・フィルハーモニー、チェンバーホール(ワルシャワ)
観客: 有
予備予選には、書類・ビデオ審査を通過した160名超が参加しますが、参加者に変更はありません。
2020年4月に予定されていた予備予選は一度9月に延期され、さらに予備予選と本選ともに2021年への延期が発表。今回またしても延期ということで、参加者への負担が懸念されるところです(2020年に延期された際の影響については、「ショパンコンクール予備予選が延期! 出場者164名の負担はいかに?」参照)。
なお、予備予選はすべて、国立ショパン研究所の公式YouTubeチャンネルで配信されます。
延期が重なり、待ち遠しさが募る第18回ショパン国際ピアノコンクール。このコンクールをより楽しめるよう、連載「じっくりショパコン」では、審査委員へのインタビューを掲載していきます。まずは、審査委員長カタリーナ・ポポヴァ=ズィドロン氏のインタビューを読んで、続報を待ちましょう。ショパンらしい演奏とは何か、ショパンコンクールでどのようなピアニストを求めているか、知ることができます。
関連する記事
-
記者会見でショパンコンクールの課題曲変更点が発表! 小林愛実も登場し思い出を語る
-
ショパンの「雨だれ」はここで生まれた? マヨルカ島へ美が生まれた暮らしを探す旅
-
ショパン《小犬のワルツ》が生まれた背景——ノアンの館でのサンドとの日々
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2025.09.16
アラベスク:植物や幾何学図形のモチーフが連続したイスラム教圏発祥の模様
2025.09.13
【音楽が「起る」生活】スカラ座とバイエルン国立歌劇場のオーケストラ対決、他
2025.09.11
東京交響楽団チェロ奏者・内山剛博さん「東響は居心地がよくて飽きない職場です」
2025.09.10
佐藤俊介にきく ピリオド楽器で発見するベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ」の世...
2025.09.09
田代万里生の音楽ヒストリー④クラシカル・クロスオーバーの世界へ!「ESCOLTA...
2025.09.08
ソプラノ田中彩子が9月からリサイタル・ツアー『コロラトゥーラ・ファンタジー』開催
2025.09.08
レニー・ワロンカー〜非演奏者としてロックの殿堂入り! そのプロデューサーとしての...
2025.09.07
「第九」で学ぶ!楽典・ソルフェージュ 第7回 音階と調性2. 調号と調性