読みもの
2021.06.24
飯田有抄のフォトエッセイ「暮らしのスキマに」 File.66

都心の夕刻に「お疲れ」と声かけしてくれるような、ヤン・ティルセンの音楽

飯田有抄
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター

1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...

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コン詰めて作業して、体も脳も固まっちゃったな〜というときに、さっとウォーキングしたり、少しドライブするとすっきりします。

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夏至の前後は、とても陽が長い。18時過ぎの都心の夕焼け空に、たくさんの雲がうかんで、おもしろい模様を描いていました。信号待ちで思わず一枚撮影したのがこの写真。

この写真とともにご紹介するのは、フランスのミュージシャン、ヤン・ティルセン(1970〜)の最新アルバムから先行配信されている「Poull Bojer」。

ヤン・ティルセンといえば、2001年の映画『アメリ』の音楽を担当したことで知られていますね。私は彼のトイピアノを使った作品なども大好きです。

かなりエレクトロニクス寄りの音響ですが、途中から聴こえてくるピアノが穏やかに明るくて、まさに都心の夕刻時に「お疲れ〜」と声をかけてくれるかのようです。

ヤン・ティルセン本人によるプレイリスト

飯田有抄
飯田有抄 クラシック音楽ファシリテーター

1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...

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