還暦を迎えた吹奏楽ファンを応援する専門誌「バンドジャーナル」のいま
「バンドジャーナル」とは、小社が毎月刊行している日本で唯一の吹奏楽専門誌(毎月10日発売)。1959年から全国の吹奏楽部員や愛好家、指導者を支え、ついに今月還暦を迎えました。
吹奏楽経験者の中には、中学校や高校の部室の片隅に置いてあった「バンドジャーナル」を読んだ記憶のある人も多いのでは?
改めまして……大人にも子どもにも「バンドジャーナル」をお役立ていただきたく、どんな雑誌なのか、そして創刊60周年記念号となる2019年10月号(9月10日発売)の特典をご紹介!
国内外の一流プレイヤーの素顔にせまる!
巻頭の「SPOTLIGHT」では、読者の憧れでもある来日した海外アーティストをインタビュー。上手になるポイント、音楽へのアプローチなど、アマチュアに役に立つアドバイスが掲載。
創刊60周年記念号では、アメリカ最古のプロ吹奏楽団アメリカ海兵隊バンドを紹介。アメリカ大統領のために演奏する唯一のオフィシャルバンドの活動や合奏のポイントを、フェディック隊長にインタビュー!
連載「my楽器myパートナー」では、演奏家にとって大事なパートナーである楽器を中心に一流アーティストに楽器の扱い方や、楽器についてのちょっとしたこだわりを教えてもらうインタビュー。
どちらのページもアーティストが楽器を始めたきっかけや、その楽器を選んだ理由など、読者にとって身近に感じられる話題も豊富だ。
吹奏楽の風物詩を特集!
特集ではタイムリーな話題を提供している。毎年10月号から1月号にかけては、吹奏楽部員の夏の風物詩ともいえる、全日本吹奏楽コンクール支部大会と全国大会の結果を誌面でお届けしている。審査員や著名な音楽家による、詳細な講評も掲載。ここに自分の演奏写真が掲載されたのがきっかけで、バンドジャーナルを読み始めた読者も多い。
また、コンクールの課題曲の演奏ポイントや日常の基礎練習など、演奏に即役立つ記事も充実している。
今号の特集は2本立て。ひとつ目は「第67回全日本吹奏楽コンクール支部大会①北陸」8月に開催された北陸大会の全演奏団体のプログラムと講評を掲載。
2つ目はSPOTLIGHTに登場したアメリカ海兵隊バンドによる「スーザマーチの演奏法」。マーチ王スーザが隊長をつとめたこともある海兵隊バンドによる演奏法は必見!
活躍するバンドを紹介する「練習中オジャマします」「ガンバレ!!小編成バンド」
演奏会やコンクールで活躍している学校の吹奏楽部が、普段どんな考えのもと練習しているのかをレポート。部員と顧問の先生の素顔や音楽室の様子が垣間見られる、アマチュア活動が盛んな吹奏楽ならではの人気企画だ。
今号は名実ともに日本を代表するスクールバンドである「淀工」こと大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部。
演奏の上達に役立つ「ワンポイントレッスン」
読者に共通の思いは、やはり上手な演奏をしたい! というもの。それに応えるべく、パート別の「ワンポイントレッスン」を連載。執筆者は国内外で活躍しているプロ奏者。中には、かつて読者として購読していた人もいるとか。
実際に演奏している吹奏楽部員はもちろん、吹奏楽部の顧問を任された若い先生が専門外の楽器について勉強するために読んでいることもあるそうだ。
毎号必ず楽譜が付録!
音楽史に名を残す大作曲家が作った作品の編曲版や、オリジナルの親しみやすい楽曲、日常の基礎練習で使用する楽曲など、吹奏楽を演奏している人のニーズに応える楽譜が毎号付録。昨今の少子化で部員数の少ないスクールバンドも増えているなか、演奏しやすいように最少5人から演奏できる小編成用の楽譜も提供している。
今回の付録楽譜は、創刊60周年を記念した委嘱作品『いつも心に太陽を 小編成吹奏楽のための』(フルスコア ※パート譜は11月号付録)。吹奏楽コンクールでも人気の作曲家、高 昌帥(こう ちゃんす)氏によるオリジナル作品。タイトルの通り、少人数でも演奏可能で、コンクールでじっくり取り組むのにも最適な作品。興味のある方にはぜひ演奏していただきたい。
創刊60周年記念号でモニター企画を実施!
今回の記念号では「楽器&アクセサリー 読者モニター大募集」も実施。楽器をはじめ、演奏に欠かせないアクセサリー、上達に役立つ教則本や演奏の参考になるCDなど、50種類を超える製品の読者モニターを大募集!
詳細は発売中の「バンドジャーナル」2019年10月号53ページをご覧ください。
さらに1959年の創刊第2号を復刻!
今号は特別付録として、60年前に発売された、バンドジャーナル創刊第2号を完全復刻!日本の吹奏楽の歴史を感じることのできる内容は興味深く、驚きの連続。広告も当時のままで、現在につながる楽器業界の潮流を垣間見ることができる。紙質なども、当時の雰囲気を再現。この機会を逃すと、二度と手に入りません!
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