2018.06.23
日めくりオントモ語録/エマニュエル・パユ
コンサートは生きています。お客様はいま演奏されている音楽とともに生きてほしいし、演奏する側も同じ生命を分かち合う体験をしたい。
―― エマニュエル・パユ 「音楽の友」2018年7月号より
レ・ヴァン・フランセとして来日するたびに、ほぼ毎回プログラムに入っているプーランクの「六重奏曲」に関して。どんなに慣れた曲でも毎回リハーサルで全曲を確かめ、音色や響きを探りながら、新鮮な気持ちで客席とコミュニケートする方法を探るのだそうです。
エマニュエル・パユ (Emmanuel PAHUD 1970-)
人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスター。 1970年ジュネーヴ生まれ。ブリュネル、グラーフ、デボスト、マリオン、ラルデ、アルトー、ニコレに学ぶ。 89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルに、同団111年の歴史の中で最年少記録で首席奏者として入団。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、ワーナー専属アーティストとしてコンスタントにCDを発売。深い音楽性と、自然で色彩感豊かな音色が絶賛を博している。
レ・ヴァン・フランセ
エマニュエル・パユ Emmanuel Pahud (フルート)
フランソワ・ルルー Francois Leleux (オーボエ)
ポール・メイエ Paul Meyer (クラリネット)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ Radovan Vlatkovic (ホルン)
ジルベール・オダン Girbert Audin (バソン)
エリック・ル・サージュ Eric Le Sage (ピアノ)
ポール・メイエが中心となり、国際的に活躍する10年来の友人たちと、フランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブルとして結成。演奏される機会の少ない名曲の紹介、最高の奏者で最高の演奏を心がけており、合奏でも個人の輝きを見せるというフランスの伝統を重んじている。
関連する記事
-
ローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサートは若き音楽家の夢...
-
神田寛明にきく 神戸国際フルートコンクール~パユを輩出した名門は、進化を止めない
-
親子で楽しむ「みんなのコンサートLIVE from LIFORK原宿」9月23日...
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2025.07.12
【2025年 夏休み】親子で楽しめるクラシック・コンサート
2025.07.11
東京芸術劇場がまるごと楽しめる特別な1日「芸劇大公開!」
2025.07.11
近藤 譲の唯一のオペラ『羽衣』が サントリー音楽賞受賞記念コンサートで日本初演
2025.07.11
宝塚歌劇の楽曲がApple Music限定で配信開始!
2025.07.11
今週の音楽家の名言【チェリスト・上野通明】
2025.07.11
京都市交響楽団首席打楽器奏者・中山航介さん「音楽を突き詰めることにこれからも挑み...
2025.07.09
京都市交響楽団ソロ・コンサートマスター会田莉凡さん「オーケストラで弾くことはずっ...
2025.07.07
“感じればいい”は本当か?~飯田有抄がガチで伝えるクラシック音楽の面白さ